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 赴任前は「アフリカに行ったら日本では見たこともないような食べ物がいろいろあるかも?」なんて思っていましたが、いざ来てみるとそうでもなく・・・。穀物に関してはメイズ(とうもろこし)やソルガム(きび)など日本では馴染みの薄いものがありますが、スーパーに売っている野菜や果物は日本でも手に入るものばかりです。それもほとんどが南アフリカ等からの輸入物。砂漠の国なので仕方ありませんが・・・。

 そんなボツワナの数少ない特産品がマルーラ。ウルシ科のフルーツでアマルーラというお酒の原料になります。とても発酵しやすく、木から落ちた実を食べたゾウやキリンが酔っぱらってフラフラになっている姿も良く見られるそうです。このマルーラはスーパーには売っていませんが、あちこちにマルーラの木があるのでシーズン(1、2月頃)には簡単に手に入ります。
 
 とはいえ、「許可なく実を採っても良いのか?」「木になっている実を採るのか、それとも落ちてる実を拾うのか?」など勝手が分からず、これまで入手出来ずにいました。そんな中、いつも近所に働きに来ている家政婦さんが「今日は仕事がなくて家に帰る交通費がないの」と言うので、「マルーラの実を採ってきてくれたら、それを買うよ」と提案したところ、喜んで採りにいってくれました。どうやら道端に生えている木の実は採っても良いようです。また、木になっている実は、まだ食べ頃ではなく、落ちたものを拾うのが一般的なようです。

 手に入ったマルーラでジャム作り。見た目的には梅に似ているので、梅ジャムと同じような感じで作れば良いかな?と思っていましたが、実際は梅とは随分異なり、想像以上に手間がかかりました。おそらく皮も食べられるのでしょうが、固くてジャムには適していない感じ。でも中は水っぽくて最初に皮をむいてしまうと中身が抜けてしまってジャムになりそうもないので、皮ごと柔らかくなるまで茹でた後に裏ごしする手法をとりました。裏ごし作業に約2時間、元の量が多かったのでジャムになりそうな分量は確保出来ました。それから砂糖を加えて1時間加熱、よやく完成しました。

 味の方は・・・野生種らしい独特の青っぽさがあります。不味くはないのですが、やはり苺やりんごなどのジャムには劣ります。人間の好みに合わせて品種改良を続けているフルーツに叶わないのは仕方がないですね。スーパーに流通しない理由も分かった気がします。ともかく、「ボツワナに来たからにはこれは試したい」と思っていたことの1つが実現出来ました。

マルーラの実

マルーラの実

マルーラジャム

マルーラジャム

・4日め(12月23日)

 この日はホロンボハット(3720m)から最高所の小屋キボハット(4720m)まで。5時間くらいの行程なので、朝は特に急ぐ必要もなくゆっくり朝食をとって8時20分に出発。4300mを超えた辺りから灌木帯もなくなり砂漠地帯となりましたが、岩がゴツゴツしたいわゆるガレ場は少なく、小石混じりの砂のような所がほとんどで歩きやすいです。

 ここまでは皆元気で順調・・・だったのですが事態は急変。ガイドが突然計画を変更。「今日中に山頂まで登ってしまおう!」と言い出しました。
 本来は翌日深夜にキボハットを出発し早朝に頂上に到達する計画でしたが、それよりも安全で成功率も高いからというのです。想定外の提案に驚きましたが、キボハットで眠ると高山病の症状が出るとの話を聞いたこともありますし、何より経験豊富なガイドの判断なのだから間違いはないのかなと思い・・・暗くなる前に山頂につけるのか心配でしたが、それについても「全然問題ない」というので、3人で相談して提案を受けることにしました。しかし、これが失敗でした。

 キボハットまでは予定よりも早く到着し、ランチ休憩後に出発したのは13時20分。後で調べてみるとここから山頂までは6時間以上かけて登るが基本のようなので、この出発時間は遅すぎです。
 もし、一気に山頂を目指すのであればホロンボハットを6時くらいに出るべきでした。8時過ぎに出て途中で方針変更なんて無計画にもほどがあるのですが、キリマンジャロ登山が初めての私たちが、この時点でそれを判断することなど出来ず・・・。

 標高5000mを超え、高度が増していくにつれて傾斜もきつくなってきて、また空気も薄くなるので息切れしやすくなり、休み休み登りたいところ。しかし、ガイドは休まない。
 「こまめに休憩させてくれ」との私たちの依頼を無視してガンガン登っていく。明らかに急いでいる・・・昨日までの「Pole Pole !(ゆっくりゆっくり)」は何だったんだ?

 キリマンジャロの山頂付近は富士山頂のように「お鉢巡り」をするような構造になっていて、剣が峰に相当する本当の山頂Uhuru Peak(5895m)以外にも、登頂の指標となるポイントがいくつか存在します。その指標の1つGilman’s Pointを直前に控え、ついにIさんがダウンしてしまいました。無茶苦茶なペースだったので無理もありません。「多分体内酸素濃度が急激に下がったんだと思う」とのことでした。

 励ましながら何とかGilman’s Point(5685m)まで到達しましたが、ガイドのタディは「バブー(スワヒリ語でおじいさんの意見)は良く頑張った!」と、ここでIさんを下山させてしまいたい意向が見え見え。Iさんは、年齢は60過ぎで白髪ですが、普段から結構鍛えていて本来であれば何の問題もなく山頂へ到達出来る体力のある方です。私はタディの態度に腹を立て、休憩もそこそこに早くも出発しようとするのを却下して、ここで充分休憩を取りIさんの回復を待つことにしました。私自身もかなり消耗していましたから。
 
 幸いにも、しばらく休憩するとIさんの体調は少し回復し、またアシスタントガイドのエマニュエルがIさんの荷物を代わりに持ってくれることになり、山頂に向けて再出発。ここからは、なだらかな登りなので気力さえ残っていれば何とかなる道のり。途中、もう1つの指標であるStella Point(5756m)などでの休憩を挟み、18時30分ついに山頂Uhuru Peakに到達。息苦しくてヘロヘロの状態でしたが、何とか暗くなる前に到着出来ました。

 キボハットまでの帰り道は暗い中をヘッドライト点灯で下山。良く考えたら、夜間は登りより下りの方が危険度は高いのに、ガイドの判断一体何だったんだ?・・・最終日はクリスマスという日程だから単に早く帰りたかったという理由か?
 既に私たちはタディのことを全く信用しなくなっていたので、急斜面を直滑降するようなルートを選ぶ彼を完全に無視して、元気が戻ったIさんを先頭にジグザグのルートで慎重にゆっくり下山しました。疲れ果てて、所々で滑って転倒したりしましたが、都度エマニュエルに助けてもらい21時半頃に何とかキボハットへ帰着。3人とも夕食を摂る元気もなく、そのままベッドへ倒れこみました。
 
  
・5日め(12月24日)

 体調最悪。キボハットへの下りの途中から頭痛がひどく、胃腸の状態も悪く夜中に何度か吐きました(食べてないんで胃液しか出なかったですが)。急激に高度を上げたせいで高山病になってしまったのかもしれません。山頂でなく、下山時や降りた後に症状が出るものなのかどうかは分かりませんが。朝食時も食欲全くありませんでしたが、そんな私たちにシェフのスープは優しかった・・・。これで少し復活!

 早くに出発しようとするガイドのタディを無視し、体力を回復させることを優先して遅め(10時過ぎ)の出発にしました。ホロンボハットまで3時間程度下るだけなので、急ぐ必要はありません。きっとタディはもう1つ下のマンダラハットまで一気に降りてしまいたかったのでしょうが・・・。

 夕食後に今回のスタッフ全員が集まる機会がありました。私たちが一人ずつお礼のスピーチをした後で記念撮影。タディは「この場でチップを配ってくれ」と要求しましたが、私たちは「下山後ディオニス(ツアー会社の代表)に相談して皆に分配する話になっているから」と、この場での配布を拒否しました。渡すのが翌日になったって別に困らないでしょう・・・他のスタッフはそれでいいと了承してくれましたが、何故かタディだけは納得いかない様子。
 
 
・6日め(12月25日)

 登頂後の下りは、怪我にだけ気を付けて淡々と降りるだけ。いつでもそうですが、下山ってあんまり楽しいものじゃありません。縦走ルートであれば違った景色を楽しめますが、今回は来た道を戻るだけなので・・・。5時間ほどで無事マラングゲートまで帰り着きました。

 ここでディオニスと奥さんの出迎えを受け、また公園事務所から登頂証明書を発行してもらいました。途中で帰ってしまった本来のガイドであるデオも来てました。ディオニスの話によればデオは相談することもなく勝手に下山してしまったとのこと。「あり得ない!」と凄く怒っていました。

 残るはチップ。登山前に予めディオニスに相談して総額は全料金の15%くらいと聞いていたので、1人200ドルの3名計600ドル。これを今回のスタッフにどう分配するか・・・前日夜の相談段階では、まず途中で帰ってしまったデオにチップは不要だろうというのは全員一致。他のスタッフに関して、私の案はネット情報等を元に1日当たり金額×6で
 ・アシスタントガイド 15×6 = 90ドル
 ・コック 15×6 = 90ドル
 ・ポーター 10×6 = 60ドル  ×7名 = 420ドル
 タディはチップ無しというドライなもの。それに対して、Iさんは「さすがにガイドにチップなしはまずいのでは?」という意見で、他のスタッフのチップを少しずつ削ってガイドに充てるものでした。Tさんは2人の決定に任せるとの立場で、最終的にはディオニスと相談しようということにしたのですが、その場で決定的なことが・・・。

 まだガイドとして信用していた頃にタディに「下山後にキリマンジャロコーヒーを買いたいから、いい所あったら紹介して」と頼んでいて「それじゃあゲートの所に取り寄せておくよ」と言われていたのですが、そのコーヒーを手に私たち3人とディオニスの前に現れるタディ。値段は1袋250グラムで10ドルだという・・・そんなの日本で買うより高いじゃん。しかも250グラムって言ってるけど、どう見たって100グラム程度にしか見えないし、ただのビニール袋に入っているだけで本当にキリマンジャロコーヒーなのかどうかも怪しい。我々からぼったくろうとしているのが見え見え・・・これには、さすがにIさんも呆れ果てタディはチップ無しで決まりました。

 ディオニスも今回のタディのスケジュール変更には立腹のようで、私たちに謝罪するかたわら「今後2度と彼に依頼することはない」と断言していました。
 まあ、私たちは何だかんだいっても結局登頂出来たので「過ぎたことはどうでもいいや」という気になれますが、ツアー会社側からすれば顧客が無理な行程で病気にでもなったら信頼を損ないますから、その判断ももっともなことです。

 今回、ガイドだけは残念でしたが、アシスタントガイド、コック、ポーターさん達には感謝していますし、全体的には満足しています。何といっても「3人揃って登頂すること」が重要だったので、それが果たせればガイドの問題など大したことではありません。天候にも恵まれ、雨天用に備えていた登山靴は結局使用しませんでした。

 最後に、登山道・小屋の混雑度についてですが、全体を通して空いていました。最終日(25日)に急激に人が増えて多くの「これから登る人」とすれ違ったので、クリスマス過ぎから年末年始にかけて登山客が集中するのかなと思います。

4300mを超えた辺りからは植生のない砂漠地帯

4300mを超えた辺りからは植生のない砂漠地帯

山頂部

段々山頂部が大きく見えるようになってきました

キボハット(4720m)

キボハット(4720m)

Gilman’s Point(5685m)

Gilman’s Point(5685m)

Stella Point(5756m)

Stella Point(5756m)。向こう側に見えるのが山頂のUhuru Peak

氷河

赤道付近でも氷河があります。でも地球温暖化の影響で急激に減少しているのだそう

Uhuru Peak(5895m)

Uhuru Peak(5895m)

スタッフの方々と記念撮影

スタッフの方々と記念撮影

ホロンボハットの朝日

ホロンボハットの朝日

ポーター兼務で給仕を務めてくれたジョセフ

給仕を務めてくれたジョセフ(ポーター兼務)
現在ガイドになるための勉強をしている好青年

夕食

夕食。美味しいのですが、量が多過ぎて食べきれません

朝食

朝食

・初日(12月20日)

 ツアー会社の車で登山用具レンタルショップへ寄った後、登山口のマラングゲートへ。モシからは1時間くらい。ここにはキリマンジャロ国立公園の本部があります。ランチの後、入山登録を済ませて登山開始。このゲートの時点で既に標高1800m以上あるので結構涼しいです。まあ、登り始めればすぐに暑くなるのですが。

 今回の私たちの登山ガイドはデオ(Deo)。年齢は聞きませんでしたが見た目は30代。経験豊富なガイドのようですが少しお腹が出ているのが気になる・・・それで登れるの?(まあ、お腹出てても凄い体力ある人ボツワナにも沢山いるので見慣れていますが)。
 アシスタントガイドはタディ(Thadei)。47歳で明らかにデオよりも年上なのですが、英語が片言しか話せない。その辺が未だにアシスタントたる所以なのでしょうか?
 その他の同行スタッフはコック1名とポーター8名の計11人体制。数年前にポーターの運ぶ荷物の重量規制が厳しくなり(1人20kgまで)、今までよりも多くの要員が必要になったそうです。今回ツアーでは、ゲートで全荷物の重量の計測を測り終えた後でポーターの人数が確定しました。フリーのポーターがゲートで待機しているのでしょうか?・・・仕組みは良く分かりません。
 
 初日は楽な行程で、最初の小屋マンダラハット(2720m)まで、4時間くらいかけてのんびりハイキング。キリマンジャロは赤道近くに位置しているので森林限界も高く、この日のルートはずっと森の中でした。実際の植生は日本とはかなり異なるのでしょうが、ぱっと見はあまり変わらない感じで日本の森にいるような感覚でした。

 マンダラハット到着後は近辺を散策。有史以来噴火の記録はないそうですが、キリマンジャロが火山であることの証拠の1つ、マウンディ・クレーターを見てきました。
 
 
・2日め(12月21日)

 この日はマンダラハット(2720m)から次のホロンボハット(3720m)まで。このマラングルートは頂上まで1日約1000mずつ登る設定になっています。峠越えのような登り途中の下りはほとんどないので、獲得標高もほぼ同じ。標高が高くなるにつれて空気が薄くなる点を除けば楽なルートです。だから「コカコーラ・ルート」なんていう呼び名があるのでしょうね。

 3000mを過ぎると森もなくなり、灌木帯へと景色が変わりました。途中ランチ休憩などをはさみ、ゆっくり5時間くらいかけてホロンボハットへ到着。富士山頂よりやや低いくらいの標高ですから、登山慣れしている私たち3名にとって高山病を心配する段階ではなく皆元気。「1日2リットルの水を飲むこと」というガイドの命令を忠実に実行したTさんが少しお腹を壊してしまったようですが。

 ここまでは何の問題もなし、のはずだったのですが・・・。夕食時のミーティングにガイドのデオが来ない。代わりに来たのはアシスタントガイドのタディでした。デオは家族の問題で下山してしまったとの話(家族が急病?詳細不明)。突然のことで驚きましたが、タディが代わりにガイドを務めるとのことで、英語あんまり話せないようだけど、まあ仕方ないし何とかなるでしょう・・・この時点では、これがトラブルの原因となるなんて思いもしませんでした。
 
 
・3日め(12月22日)

 この日は高地順応日で前日同様ホロンボハット泊、移動はありません。午前中に400mくらい登った所にある「ゼブラロック」までハイキングに出かけました。デオの下山、タディのガイドへの昇格に伴い、前日まではポーターをしていたエマニュエルがこの日からアシスタントガイドを務めることになりました。寡黙で普段は最後方を歩いているだけですが、何となく頼りになる感じ(実際、彼にはその後随分助けてもらいました)。

 キリマンジャロ登山のコツは、とにかくゆっくり歩くことなんだそうです。知らず知らずに少し速くなってしまうとガイドに「俺の後ろを歩け」と制止されてしまいます。ハイキングのこの日も同様で「Pole Pole !(スワヒリ語で、ゆっくりゆっくりの意味)」という掛け声とともに、常にスローペースでした。

 午後は自由時間。Iさんは仕事兼趣味の石の観察(珍しい石がいろいろあるようなのですが私には分からず)、Tさんは読書、私はバードウォッチング・・・と思い思いにのんびり過ごしました。

マラングゲートにて、スタート前に記念撮影

マラングゲートにて、スタート前に記念撮影

ファイアボールリリー

ファイアボールリリー

マンダラハット(2720m)

マンダラハット(2720m)

コロブス

コロブス(猿の一種)
マンダラハット近くに何匹か生息しているようで、朝晩に鳴き声が聞こえました

マウンディ・クレーター付近からのキリマンジャロの眺め

マウンディ・クレーター付近からのキリマンジャロの眺め

シロエリオオハシガラス

シロエリオオハシガラス
残飯狙いなのか、各小屋の近辺で良く見かけました

灌木帯

2日目は、ほぼ灌木帯。「山へ来た~」って感じの風景

ロベリア

ロベリア

ホロンボハット(3720m)

ホロンボハット(3720m)
利用者が最も多く、規模も一番大きい

マウェンジ峰(5149m)

キリマンジャロには3つの峰があり、この写真はその1つマウェンジ峰(5149m)
今回登るのは最も高いキボ峰(5895m)

ゼブラロック

ゼブラロック
確かにシマウマみたいな模様です

セネシオ

セネシオ

プロテア

プロテア

デイジーの一種

デイジーの一種

ミヤマイワビタキ

ミヤマイワビタキ
着ぶくれしているような体つきで暖かそう

タテフカナリア

タテフカナリア
こちらも同様、暖かそう

 ボツワナは本当に居心地が良い所なのですが、残念ながら山がない。なので、山好きとして1年に1回くらいは任国外旅行制度(年20日まで)を使って山登りに出かけたい。前年はレソトのタバナ・ヌトレニャナ山(3482m)に登りましたが、やはりアフリカ最高峰にチャレンジしたい・・・ということで、タンザニアのキリマンジャロへ行ってきました。

 今回はケニア隊のIさん、Tさんとの3名での登山。Iさんは二本松訓練所で大変お世話になった同期隊員。同期とはいっても人生経験豊富な先生のような存在です(実際、教員をされていました)。Tさんは来年3月帰国なので、今回が最後の旅行だそう。

 ボツワナの青年海外協力隊員はタンザニアには渡航出来ない(シニアの私は渡航出来る)ので、多分これまでにキリマンジャロ登山した隊員はおらず、そのため情報がなかなか得られません。一方、ケニアからキリマンジャロへ行った人は過去に多数いるので、登山計画はほとんどケニア隊2名に任せる形となりました。

 選択したルートはスタンダードなマラングルート。「コカコーラルート」とも呼ばれる一番お手軽なコースで、小屋に宿泊出来るのはこのルートのみ(他ルートはテント泊)。日程は通常の4泊5日に高地順応日を追加した5泊6日。ネットで調べた感じでは「5泊6日ならマチャメルートがいいかな?」とも思いましたが、JICA推奨はマラングルートだそうで、私も頂上に立つことが第一で特にルートにこだわりはなかったので、この辺の計画もケニア隊にお任せでした。

 利用したツアー会社はGaia Africana Travelという所。7年ほどの実績があり、これまでにも数多くのJICA関係者が利用しているとのこと。実際、経営者のDionisは信頼のおける人だと感じました。料金は1338ドル(チップ別)で以下を含みます
・5泊6日の登山にかかる費用
入山料、同行スタッフ人件費(ポーター、ガイド、コック)、食事+水、山小屋、レスキュー費(緊急時の保険のようなもの)
・登山前後の宿泊費(Moshi 2泊)Kili Cottages
・宿から登山口(マラングゲート)までの送迎
・空港から宿までの送迎

 当料金のうち入山料が600ドル以上とかなりの割合を占めていて、これはタンザニア政府の懐に入るのだとか・・・。残りで全てをやりくりしなければならないツアー会社も大変ですね。

自前の装備は以下の通り
・寝袋(マイナス6度まで対応のもの)
・レインジャケット・パンツ(ゴアテックス)
・マウンテンジャケット(ゴアテックス)
・山用フリース
・ジャージ上下
・ウインドブレーカー
・ジーンズ
・トレランシューズ(Salomon Speed Cross 4)
・ユニクロのフリースシャツ
・Mizunoブレスサーモの長袖シャツ
・ヒートテック(上2枚、下1枚)
・靴下(冬山用×1、厚手×2)
・替え下着・Tシャツ
・帽子(Moshiの街で500円くらいで購入)
・ニットキャップ
・ネックウォーマー(兼フェイスマスク)
・手袋×2(ニット、登山用)
・ヘッドライト
・サングラス
・日焼け止め
・胃薬
・ティッシュ
・タオル
・カメラ(2台)
・スマホ
・歯ブラシ
・シェーバー
・ホッカイロ(ケニア隊Iさんにいただきました)
・行動食(ビスケット)

これらに加えて、以下はレンタルしたもの(計60ドル)
・寝袋 20ドル
・登山靴 20ドル
・スパッツ 10ドル
・水筒 5ドル×2

 前年にケニア山に登っている同行2名の話によると夜は相当冷え込むとのことなので、寒がりな私は寝袋は自前+レンタルの2枚にしました。また、防寒着も多めに装備。Iさんからいただいたホッカイロは重宝しました。結構荷物多くなっちゃいましたが、今回はポーターさんがついてくれるので、それに甘える形。

 トレッキングパンツは当初購入予定でいたのですが、アフリカではウエストサイズが私にフィットするものが皆無なので(日本でも少ないですが)、履きなれたジーンズで登ることにしました。出発前日夜にガイドによる装備チェックがあり「ジーンズは雨に弱いからダメ」と指摘されましたが「雨の時はレインパンツを上に履くから大丈夫」と押し切りました。万一の場合はジャージパンツもありますし・・・。
 
 登山靴は雨天時の予備としてレンタルしましたが、これまでの登山は全てトレランシューズだったので今回も同様。キリマンジャロだからといって慣れない装備で挑むのはかえってマイナスな気がしたので、寒さ対策以外は普段と同様にするよう心掛けました。高山病対策薬のダイアモックスも同行2名は用意していましたが、私は副作用の方が怖いので携帯せず。副作用が出にくい薬だそうですが、以前ウルトラマラソン時に初めて服用したガスター10で失敗した記憶があるので・・・。

 トレッキングポールは「使用しない派」なので携行せず。今回はたまたま3名とも「使用しない派」でしたが、これは好みの問題かと思います。

 ガイドは「水は最低2リットル持つこと」と忠告しましたが、私は水分摂取があまり必要でないタイプなので、これを無視して水筒は500ml入りと1リットル入りを1つずつの計1.5リットル。これでも多すぎるくらい(実際500mlだけで充分足りました)。水たくさん持つと荷物が重くなって、その分水分補給が必要になるような・・・。なお、レンタルの水筒は保温機能のないものでした。山頂付近は寒くて暖かい飲み物が欲しくなりますし、私たちは大丈夫でしたが水が凍ってしまうこともあるそうなので、サーモスの水筒を用意しておけば良かったと後から思いました。

 フライトの都合でモシ(Moshi)には登山開始2日前の朝に到着したので、2日間街をぶらぶらしていました。

キリマンジャロ国際空港

キリマンジャロ国際空港
左側に見える山がキリマンジャロなのかと思いましたが、違う山(メルー山)でした。

モシ駅

モシ駅。廃線となったのか、長いこと使われていない様子

店頭で洋裁をしている人

モシの街には店頭で洋裁をしている人が結構いました。

Union Cafe

街で見つけたカフェ(Union Cafe)でランチ。
結構人気のカフェだったらしく、アイスコーヒーが美味しかったです。

 「Global Expo Botswana」が今年も開催されました。配属先(ボツワナ投資貿易センター)の年間予定の中でも最も重要なイベントです。このイベントを中心に1年が回っているといってもいいくらい。
 昨年との違いは、出展者と来場者のマッチングサービスの実施。そのためのWeb開発者(私のこと)がスタッフに加わったことが理由なのですが、そのWeb管理はもちろんのこと、会場での運営も誰もしないので結局私が担当することに・・・まあ、ボツワナではいつものことです、もう慣れました(笑)。
 この国でビジネスをする方々と交流する良い機会なので、むしろ担当出来て嬉しいくらいでしたし、未だ英語は心持たない状態ですが、普段活動を共にしている相棒的同僚も一緒に担当してくれたので心強かったです。
 
 昨年は1つのブースを担当する出展者としての参加でしたが、今年は全体の運営に携わったので、昨年は見えなかった部分もいろいろと見えました。
 ボツワナ、というよりもアフリカ全体に言えることかもしれませんが、良くも悪くも大雑把!
 まず運営者が出展者情報をまともに把握出来ていません。私もWeb運営上、出展者リストは最新のものを常に担当から入手していたのですが、当日会場に行ってみると出展していない会社がたくさんで空きブース多数。どうも「出展に関心がある」程度の会社もリストに加えてしまっていて、その後フォローもしていなかった模様。逆にリストには全く載っていなかったのに何故か出展している会社があったり、急遽出展を決めた会社が前日空きブースだった所に入ったり、いつの間にか場所を移動していたり・・・。
 パンフレットには出展者の配置を示すフロアマップが記載されているのですが、このマップもいい加減で間違いだらけ。こんな状態ですから来場者にブースを案内する立場の私としては常に「現在の状態」を把握しておくのは大変でした。
 もちろん来場者もルーズ。商談を予約しておきながら来ないとか3時間遅刻とか当たり前です。まあ、大らかな人達なので、すっぽかされても全然怒らないですし、それよりすっぽかされたことすら気づいていなかったりするので、運営者としてもあまりカリカリすることはないのですが・・・。

 当イベントは国際見本市なので、世界中から・・・とはいかないまでも10ヵ国を超える国々からの出展がありました。運営側に回ると、お国柄を感じることが出来ます。アフリカの国々はボツワナ同様に気さくで大らかな方々がほとんど。例えばエチオピアなど、政情は不安定なようですが皆さん優しくて感じのいい方々ばかりでした。一方、インドは「商売をしにきているんだ」という雰囲気で要求もいろいろ厳しい・・・出展する立場からすれば当然といえば当然なのですが、なかには単なる来場者(入場無料です)なのに「わざわざインドから来ているんだから、どこか取引先紹介しろ!」的な無茶なことを要求する人も(職種はIT業)。私は却下しましたが、ボツワナの人は優しいので、こんな人にも「せっかく来ていただいたのに嫌な思いをしてもらいたくない」とのことで、いろいろ奔走してました。 
 「そのインド人が本当に魅力あるサービスを提供出来るのなら自身で仕事をとれるはず。我々が彼を特別扱いすれば、その分ボツワナでIT会社を立ち上げて頑張っている若者たちの仕事を奪ってしまうことになるんだよ」と意見しましたが、聞いてもらえたのかどうか・・・。

 ボツワナではITに限らずスキルを必要とする仕事の大部分を外国企業に頼ってしまっているので、なかなか技術者が育ちません。管理者にはなりたがるけど技術者になるのは望まない(習得が大変だから)といった国民性もありますが、ええかっこしいな所を含め外国の人に優しいホスピタリティ精神が、自国産業育成という点ではマイナスに働いてしまっている部分もあるように思います。

 まあ、そんなこともありましたが、全体としてはゆるーい感じで和やかに4日間のイベントも無事終了。「頑張って欲しいなあ」と思える出展者にもたくさん出会えましたし、マッチメーキングの後に商談が上手くいった場合等は皆さんとても喜んでくれて、わざわざ翌日に来場してお礼を言いに来てくれる方もいたりして、本当に担当して良かったと思います。

Global Expo Botswana 2017

会場はそれなりに賑わっていました。まあ、そんな瞬間を狙っての写真ですが(笑)

Global Expo Botswana 2017

ボツワナにあっては画期的なのか、かなり人目を惹いていた印刷会社の展示

Global Expo Botswana 2017

「Brand Botswana」コーナー。個人事業レベルの小さな組織及びその商品を紹介・応援しています。

Global Expo Botswana 2017

スパイスを紹介するエチオピアのおばちゃん達。とても気さくで感じの良い方々でした

Global Expo Botswana 2017

こんな風に陽気でお茶目な人ばかり・・・ボツワナ大好きです。

Global Expo Botswana 2017

会場ではファッションショーやミニコンサート等も・・・このモデルさん、めっちゃ綺麗でした。

 ボツワナには「マカディカディ・パン」という舌を噛みそうな名前の巨大な塩湖があります。かつてはアフリカでも有数の大きな湖だったそうですが、砂漠化の進行とともに姿を消し、現在では雨季のみ一部に水が溜まります。
 先週末、この塩湖を2夜連続で歩くチャリティーイベント「Makgadikgadi Pans Midnight Walk」に参加してきました。配属先が当イベントを協賛しているため、同僚と合わせて8人でのチーム参加です。

マカディカディ・パンの位置

マカディカディ・パンの位置


 今は、1年のうちでも最も水の少ない乾季の終盤なので、この塩湖も広い範囲を歩くことが出来ます。
 コースは塩湖入り口のモス村とレクブアイランドという塩湖の中の島を往復するもの。夜通し歩いて明け方レクブアイランドに到着、昼はテントで休憩して次の夜にモス村に戻るという工程です。
コース概略

コース概略

 距離は案内によれば片道46km少々、フルマラソンより少し長いですが走るわけではないしコースはフラットだし楽かなあ、と当初は思っていたのですが、かなりハードでした。
 まず、塩湖が結構歩きづらい・・・今年は雨季に例年以上に雨が降った影響か、この時期でもぬかるんでいる箇所が所々あり足をとられることも多く大変でした。その泥濘を避けるためなのかコースも迂回したようで、実際の距離は片道50kmを超えているとのこと。しかも、昼にゆっくり休む眠るはずのテントは、まだ9月だというのに暑くてまともに眠れず、寝不足と疲れが残った状態で復路ということで、往路だけで辞めてしまい車で戻った人も半分近くいたと思います。さらに復路は向かい風が強く、疲れや足の痛み等でリタイヤしてクワッドバイクに輸送してもらった人も結構いました。
 私は何とか完歩しましたが、最後の方はフラフラでした。ただ、復路の後半に迎えた朝日が最高で、これだけでも参加する価値があったと思います。その他の時間は、暗闇が大半でしたが、昼に歩いても景色は多分ずっと同じで、しかも暑いでしょうからナイトウォークで良かったです。

往路スタート前の様子

往路スタート前の様子


スタート直後

スタート直後。まだ、みんな元気です


決まった道はないので、クワッドバイクのタイヤ跡を頼りに進みます

決まった道はないので、クワッドバイクのタイヤ跡を頼りに進みます。


夕日で塩湖に長い影

夕日で塩湖に長い影


前の人の反射材が目印

前の人の反射材が目印


30km地点

30km地点。みんな疲れた様子でしたが、食事が出ると聞くと途端に元気に


レクブアイランドにてくつろぐ同僚たち

レクブアイランドにてくつろぐ同僚たち。私以外のほとんどが復路は歩かず・・・


この島には4WDで渡れます

この島には4WDで渡れます。サポート班が先回りしてテントなどを準備しててくれました


レクブアイランドで一番大きなバオバブの木

レクブアイランドで一番大きなバオバブの木。ボツワナで一番有名なバオバブかも?


夕日を背に、ありがちなポーズ

夕日を背に、ありがちなポーズ


復路も後半

復路も後半。だんだん明るくなってきました


美しい朝焼け

美しい朝焼け。塩湖だか海だか分かりませんが・・・


朝日

朝日。夕日も綺麗でしたが、今回のコースでは角度的に前景がほぼ全て塩湖のみとなる朝日の方が良かったです


朝日をバックに並ぶ復路メンバー

朝日をバックに並ぶ復路メンバー

 今回の旅行での都市間移動には全て飛行機を使いました。タクシーブルースと呼ばれるミニバスでの移動の方が圧倒的に安上がりですし、マダガスカルの醍醐味を味わう上ではせめて1回くらいは体験したかったのですが、今回はゆっくり陸路で移動する時間的余裕がなく断念。まあ、仮に時間があったとしても、安全上の理由で現地事務所から夜間移動が禁止されているので、どっちにしてもディエゴスアレスやムルンダバのような遠い都市に行く際にタクシーブルースは利用出来ないのですが・・・。
 マダガスカルにはLCCは存在しないので、国内便はマダガスカル航空の独占状態。それ故ディスカウントが全くなく、高くつきますが仕方がありません。

 ディエゴスアレスの次はムルンダバへ、直行便はないのでアンタナナリヴ乗り継ぎの当日移動。マダガスカル航空は欠航や遅延が頻発との噂で、実際アンタナナリヴからディエゴスアレスへ移動した際は1時間半遅れ。アンタナナリヴ→ムルンダバ便は週3くらいの運航で「この便を逃すと日程的にもう行けない!」というリスキーな計画でしたが、この日は運よく時間通りの運航で無事ムルンダバへ到着出来ました。

 ムルンダバの目的は、もちろんバオバブ街道。空港で声をかけてきたガイドさんに、
 ・夜まだ暗いうちにホテルを出発→サンライズバオバブ鑑賞→キリンディ森林保護区を探索
   →各種バオバブ→サンセットバオバブ鑑賞
 という定番の日帰りツアーを組んでもらい、到着翌朝に出発。

 夜明けのバオバブ街道は早起きして見に行くだけの価値は充分ありました。私は山属性の人間なので、これまでに見てきた朝の絶景といえば槍ヶ岳山頂など山の風景ばかりでしたが、この夜明け+バオバブの組み合わせは絶妙、山とはまた違った魅力がありました。
  
 次の目的地キリンディ森林保護区へはバオバブ街道から1時間半くらい。道は舗装されておらず、かなり荒れている所もありました。マダガスカルの道は、どこもこんな感じなのでもう慣れました。
 ここでの主な目的はキツネザルです。これまでに行ったアンカラナ特別保護区とアンバー山国立公園では思ったほど見るチャンスがなかったので・・・。
 キツネザルは夜行性のものが多いので、本当はここに宿泊してナイトサファリをする方が沢山見られるそうですが、そこまでキツネザルにこだわっているわけではなく、あくまでもメインはバオバブなので、朝からの2時間ほどの探索で充分です。

 運が良かったのか、それとも普通のことなのかは分かりませんが結果的にシファカを含め3種類のキツネザルが見られました。その他、綺麗な鳥に出会うチャンスにも恵まれたので満足でした。どうも私は哺乳類よりも鳥類に興味があるらしい・・・。
 また、キリンディはフォッサというマダガスカル最大の肉食動物が見られることでも有名らしいのですが、森の中では会えず。ただ、食べ物を求めてか公園入口のロッジ周辺をうろついているフォッサを見ることは出来ました。

 その後は「愛し合うバオバブ」など数箇所のバオバブの名所を巡りましたが、夕暮れまでの時間が結構長く、またそんなに沢山行く場所があるわけでもないので、かなりダラダラした行程となりました。
 いろいろ案内してもらったのですがバオバブ三昧に段々飽きてきてしまい、「もうサンライズバオバブを見たし、夕暮れも同じような風景だろうから別に見ずに帰ってもいいかなあ」なんて思ったりもしたのですが・・・帰らなくて良かったです。サンセットバオバブは格別でした。
 夜明けのバオバブも最高ですが、太陽とバオバブ街道の位置関係的に夕暮れの方がより魅力的に感じました。夜明けと夕暮れのどちらか1つと言われれば夕暮れの方を選びますが、季節によって異なるかもしれません。
  
 当初計画に「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区」が事務所から却下(渡航禁止)された時には、「飛行機が毎日飛んでなくて不便なムルンダバ行きは辞めて他の所行こうかなあ」と思いかけたのですが・・・。
 行って良かったです。やはりマダガスカルに行く以上、バオバブ街道は外せないと思います。

夜明けのバオバブ(1)

夜明けのバオバブ(1)


夜明けのバオバブ(2)

夜明けのバオバブ(2)


夜明けのバオバブ(3)

夜明けのバオバブ(3)


夜明けのバオバブ(4)

夜明けのバオバブ(4)


夜明けのバオバブ(5)

夜明けのバオバブ(5)


アカオイタチキツネザル

アカオイタチキツネザル
(キリンディ森林保護区)


ベローシファカ

ベローシファカ
(キリンディ森林保護区)


アカビタイキツネザルorチャイロキツネザル

アカビタイキツネザル。チャイロキツネザルかも?
(キリンディ森林保護区)


アカビタイキツネザルorチャイロキツネザル

アカビタイキツネザルorチャイロキツネザル。かなり近くまで近寄りましたが逃げませんでした。
(キリンディ森林保護区)


アカオオハシモズ

アカオオハシモズ
(キリンディ森林保護区)


マダガスカルシキチョウ

マダガスカルシキチョウ
(キリンディ森林保護区)


フォッサ

フォッサ。食べ物を求めてなのか、ロッジ周辺をウロウロ
(キリンディ森林保護区)


あくびをするフォッサ

あくびをするフォッサ
(キリンディ森林保護区)


愛し合うバオバブ

愛し合うバオバブ。2本のバオバブが絡み合っているかのような名前ですが、実際は1本が分岐したものです。


バオバブの花

バオバブの花。綿みたいな感じ。


フクロウ(マダガスカルコノハズク?)

フクロウ(マダガスカルコノハズク?)


マダガスカルサンコウチョウ(雄)

マダガスカルサンコウチョウ(雄)


バオバブ三昧

通常なら感動的風景なんですが、バオバブ三昧に少々飽きてきて・・・


バオバブ街道

バオバブ街道に戻ってきました。ここで夕暮れを待ちます。


バオバブへの落書き

バオバブへの落書き。残念ですが、日本語がなかったのは幸い。


バオバブ街道を歩く住民

地元の人々には見慣れた普通の風景なんでしょうね


夕暮れのバオバブ(1)

夕暮れのバオバブ(1)


夕暮れのバオバブ(2)

夕暮れのバオバブ(2)


夕暮れのバオバブ(3)

夕暮れのバオバブ(3)


夕暮れのバオバブ(4)

夕暮れのバオバブ(4)


夕暮れのバオバブ(5)

夕暮れのバオバブ(5)


夕暮れのバオバブと月

夕暮れのバオバブと月

 アンカラナ特別保護区でツィンギーを見た翌日はアンバー山国立公園へ。こちらはディエゴスアレスの街から比較的近く車で1時間くらい。
 この辺りはマダガスカルでも最北端、南緯12度~13度に位置しているとあって気温が高く、6月であってもディエゴスアレスの街では半袖1枚で過ごせますが(私はマラリア対策で長袖着てましたが)、ここアンバー山は標高が高いこともあり街よりも10度くらい低いのだそうです。また、雨が多いこともあり、距離的にはさほど離れていないアンカラナ特別保護区とは植生もかなり異なるとのこと。緑豊かな森が広がっていて、快適なハイキングを楽しめました。
 もちろん、マダガスカルですから固有種の宝庫、珍しい動物・植物にもたくさん出会えました。
 
 その翌日、ディエゴスアレス周辺滞在の最終日(4日め)は、フランス山というディエゴスアレス湾を見渡せるスポットへ。こちらは山というよりも丘といった感じの所で、1時間程度で登れます。頂上付近には、19世紀にフランス軍によって築かれた砦の跡が残っています。頂上からの湾の眺めは抜群なので、きっと見張りにも適していたことでしょう。

緑あふれる森

緑あふれる森
(アンバー山国立公園)


マダガスカルヒメショウビン

マダガスカルヒメショウビン(カワセミの仲間)
ピンボケになってしまいましたが、この鳥に会えたのが一番嬉しかったです。
(アンバー山国立公園)


ハガタムラサキ

ハガタムラサキ
(アンバー山国立公園)


指乗りカメレオン(ヒメカメレオン)

指乗りカメレオン(ヒメカメレオン)
ガイドさんは世界最小って言ってましたが、最近近くの島で最小のカメレオンが発見されたらしいので、世界で2番め?
(アンバー山国立公園)


カメレオン

普通のカメレオンはマダガスカル中にいるので、発見しても「ああカメレオンね」って感覚になってしまいます(笑)
(アンバー山国立公園)


ファラノーク

ファラノーク(マングースの仲間)。結構レアな動物らしく、ガイドさんは興奮してましたが、私は鳥の方が・・・
(アンバー山国立公園)


ガジュマル

他の木に絡みつくように寄生するガジュマル
(アンバー山国立公園)


ガジュマル

寄生された木は朽ち果て、ガジュマルだけが残された状態
(アンバー山国立公園)


カムフラージュするヤモリ

カムフラージュするヤモリ。ガイドさんに言われてから、認識出来るまで3分位かかりました。答えは最後に
(アンバー山国立公園)


滝

滝。地元の方にとって神聖な存在なのだそうです
(アンバー山国立公園)


T字バオバブ

フランス山の麓付近に生えるT字バオバブ


フランス山・山頂から望むディエゴスアレス湾

フランス山・山頂から望むディエゴスアレス湾


ヌシ・ルンガ

ディエゴスアレス湾に浮かぶ島、ヌシ・ルンガ
神聖な島で、ここに入ることはタブーとされているそうです。


フランス山・山頂の砦跡

フランス山・山頂の砦跡


カムフラージュするヤモリ

カムフラージュするヤモリ【答】 (上の写真を横にして拡大)
(アンバー山国立公園)

 ここまで職場の出勤日は皆勤で働いて来ましたが、赴任1年を前に初めて休暇を取りマダガスカルへ行ってきました。
 青年海外協力隊で任国外旅行先としてマダガスカルに渡航出来るのはモザンビーク隊のみなのですが、シニア海外ボランティアにはその縛りがありません。
 マダガスカルを選んだ1番の理由は「ツィンギーが見たい!」。以前に写真で見て以来、機会があれば行きたいと思っていた「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区」。世界遺産にも登録されています。バオバブで有名なムルンダバから4WDで8時間くらい、ただし乾季でないと行けません。ということで、3月くらいから「6月に休暇を取るからね!」と職場で言い続けて日程調整し、乾季になるのを待っていたのですが・・・。
 
 JICAボランティアの任国外旅行には制限事項が多く、旅行の1ヶ月前までに旅行計画書を提出し現地事務所の承認を得る必要があります。そこで、計画書を作成し申請した所、不許可。安全上の理由でツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区は渡航禁止とのこと。パックツアーにも普通に組み込まれている所で特に治安が悪いという話も聞いていないのですが、厳し過ぎです。まあ、僻地なんで何かあった時にサポート出来ない、といった理由かもしれませんが・・・。多分、黙って行ってしまってもバレないでしょうが、万一何かあった時に他の隊員等に迷惑をかけてしまう(制限が更に厳しくなってしまう等)ので泣く泣く計画変更、代わりにもう一つのツィンギーのある最北端のディエゴスアレス周辺(こちらは渡航OK!)へ行くことにしました。
 
 こちらのツィンギーはツィンギ・デ・ベマラのものより規模は小さいのですが、その代わり通常のツィンギーの他、色の異なるレッドツィンギーもあります。この両方を見るツアーを現地(ディエゴスアレス)旅行会社に組んでもらいました。

 初日はレッドツィンギー。首都アンタナナリヴからの飛行機が1時間半遅れましたが、この日の日程には余裕があったので問題なし。当初は、初日ツィンギー(アンカラナ特別保護区)、2日めレッドツィンギーという計画で依頼したのですが、旅行会社が出したプランはその逆。結果、これが正解でした。さすが、飛行機が良く遅れることも含め現地の状況を良く知っているようです。

 ディエゴスアレスからレッドツィンギーの入り口となる村までが1時間くらい。「国道6号線」なので幹線道路のはずなのですが・・・一応舗装道路なのですが、あり得ないくらいの凸凹。道路って整備しないとこんなに荒れちゃうものなのかと実感しました。
 村からレッドツィンギーまでは完全にオフロード。4WDでないと絶対行けませんし、雨季だったら4WDでも難しいんじゃないかと思うようなコースでした。
 ただ、それだけの道を行く価値ありました。長い時間をかけて形成されたものなのでしょうが、不思議な光景でした。ツィンギーの形状は針山地獄を思わせますが、色が赤いと更にそのイメージが強くなります。

 2日めはアンカラナ特別保護区へ。距離的にはディエゴスアレスの街から100kmくらいなのですが、やはり道路が荒れ放題なので4時間くらいかかりました。マダガスカルには魅力的な観光地がたくさんありますが、点在している上に道路状況は何処でもこんな感じのようなので移動がネックですね。
 こちらのツィンギーの色はグレー。石灰岩で出来ているそうです。色は地味ですがレッドツィンギーよりも規模が大きいので、また違った迫力がありました。こちらの方が固そうなイメージなので、上を歩いた時より痛いのはこちらの方かな?。もちろん歩きませんが・・・。
 ここの見どころはツィンギーだけでなく、コウモリの住む洞窟探検の他、キツネザルや鳥、カメレオン等の動物を見られる機会も多くあり、約5時間のハイキングを堪能しました。

レッドツィンギー

レッドツィンギー(1)
赤い峡谷


レッドツィンギー

レッドツィンギー(2)
谷の下部にはトゲトゲの岩


レッドツィンギー

レッドツィンギー(3)
トゲトゲ部分。針山地獄のよう(見たことありませんが・・・)


レッドツィンギー

レッドツィンギー(4)
鉄分を多く含んでそう。貧血に効く?


レッドツィンギー

レッドツィンギー(5)
近くで見るとそんなに尖っていないです(でも尖ってないのはここだけなのかも?)


レッドツィンギー

レッドツィンギー(6)
トゲトゲの上にも植物が・・・逞しい生命力です


ツィンギー

ツィンギー。石灰岩で出来ているそうです
(アンカラナ特別保護区)


ツィンギーの谷間に架かる吊り橋

ツィンギーの谷間に架かる吊り橋
(アンカラナ特別保護区)


ツィンギー

ツィンギー。別アングルからの眺め
(アンカラナ特別保護区)


謎の昆虫

謎の昆虫。トンボの仲間?
(アンカラナ特別保護区)


カンムリキツネザル

カンムリキツネザル
(アンカラナ特別保護区)


マダガスカルサンコウチョウ・雌

マダガスカルサンコウチョウ・雌
(アンカラナ特別保護区)


色鮮やかなヤモリ

色鮮やかなヤモリ
(アンカラナ特別保護区)


何かを飲み込んでいる最中のヘビ

何か(蛙?)を飲み込んでいる最中のヘビ
(アンカラナ特別保護区)


コウモリ洞窟入り口

コウモリ洞窟入り口
(アンカラナ特別保護区)


コウモリ洞窟内側からの眺め

コウモリ洞窟内側からの眺め
(アンカラナ特別保護区)


おびただしい数のコウモリ

おびただしい数のコウモリ。鳴き声と臭いが凄かったです
(アンカラナ特別保護区)


光る鍾乳石

コウモリ洞窟。光る鍾乳石
(アンカラナ特別保護区)

Game City 看板

Game City 看板


 Game City ・・・何かゲームセンターの名称のようですが、ハボロネの南端に位置するボツワナ最大級のショッピングモールのことです。

 出店店舗は南アフリカ資本のチェーン店ばかり・・・国内のショッピングモールは何処行っても規模の違いこそあれ入っている店舗は同じです。
 「ボツワナ資本はないの?頑張ってよ!」という気分になるのですが、人口が少ないのでチェーン店を展開するような大規模経営はボツワナでは難しいのかもしれません。
 

・CHOPPIES
 ボツワナで最も店舗数の多いスーパー。どこの街に行っても大概あります。数少ないボツワナ生まれのお店と聞いて最初応援してたのですが、経営はインド人だということを後で知って少しがっかり。
 いや、インド人でも全然OKなんですけど、ボツワナ人も頑張ってるな!って思ってたもので・・・。

CHOPPIES


 

・SHOPRITE
 南アフリカ最大のスーパーチェーン店。個人的に一番良く利用するスーパーです。他チェーンのスーパーと比較して野菜の鮮度がまともな気がします。

SHOPRITE


 

・CAPE UNION MART
 アウトドアグッズショップ。まともなメーカーの登山用品を扱っているのは嬉しいのですが値段が高い。
 きちんと調べたわけではないですが、日本の3割~5割増しといった印象。

CAPE UNION MART


 

・WOOLWORTH
 衣料の他、一部食料品も売ってます。オーストラリア資本の高級志向店。私は紅茶を此処で買っていますが・・・トワイニングのイングリッシュブレックファースト、それもティーバッグ。
 多分ボツワナでは美味い紅茶は手に入りません。

CAPE UNION MART


 

・Mr. Price
 衣料品店ですが、台所用品や風呂用品などの日用品を専門的に扱う店舗もあります。 価格を売りにしているような店名ですが、さほど安くはありません。

PEP STORE


 

・PEP STORE
 衣料品を中心に家庭用雑貨も扱っています。低価格。CHOPPIESの次くらいに全国各所で見かけます。

PEP STORE


 

・CLICKS
 ドラッグストア。重宝してます。

CLICKS


 

・GAME STORES
 ホームセンター。電化製品から食料品まで、この店だけで大概の生活用品は揃います。
 Game CityにあるからGAME STORESという名称なのかと思っていましたが、ここも南アフリカのチェーン店のようなので、たまたま「Game」が共通しただけのようです。

GAME STORES


 

・番外編
 通路の真ん中にあるサングラスショップ。大きなショッピングモールには、このような半露店的なショップがいくつかあります。
 上記Game Storesの写真を撮ってたら「私も撮ってよ!」と頼まれたので、おまけで掲載。

Street Stall