キリマンジャロ登山(1) 前日まで

 ボツワナは本当に居心地が良い所なのですが、残念ながら山がない。なので、山好きとして1年に1回くらいは任国外旅行制度(年20日まで)を使って山登りに出かけたい。前年はレソトのタバナ・ヌトレニャナ山(3482m)に登りましたが、やはりアフリカ最高峰にチャレンジしたい・・・ということで、タンザニアのキリマンジャロへ行ってきました。

 今回はケニア隊のIさん、Tさんとの3名での登山。Iさんは二本松訓練所で大変お世話になった同期隊員。同期とはいっても人生経験豊富な先生のような存在です(実際、教員をされていました)。Tさんは来年3月帰国なので、今回が最後の旅行だそう。

 ボツワナの青年海外協力隊員はタンザニアには渡航出来ない(シニアの私は渡航出来る)ので、多分これまでにキリマンジャロ登山した隊員はおらず、そのため情報がなかなか得られません。一方、ケニアからキリマンジャロへ行った人は過去に多数いるので、登山計画はほとんどケニア隊2名に任せる形となりました。

 選択したルートはスタンダードなマラングルート。「コカコーラルート」とも呼ばれる一番お手軽なコースで、小屋に宿泊出来るのはこのルートのみ(他ルートはテント泊)。日程は通常の4泊5日に高地順応日を追加した5泊6日。ネットで調べた感じでは「5泊6日ならマチャメルートがいいかな?」とも思いましたが、JICA推奨はマラングルートだそうで、私も頂上に立つことが第一で特にルートにこだわりはなかったので、この辺の計画もケニア隊にお任せでした。

 利用したツアー会社はGaia Africana Travelという所。7年ほどの実績があり、これまでにも数多くのJICA関係者が利用しているとのこと。実際、経営者のDionisは信頼のおける人だと感じました。料金は1338ドル(チップ別)で以下を含みます
・5泊6日の登山にかかる費用
入山料、同行スタッフ人件費(ポーター、ガイド、コック)、食事+水、山小屋、レスキュー費(緊急時の保険のようなもの)
・登山前後の宿泊費(Moshi 2泊)Kili Cottages
・宿から登山口(マラングゲート)までの送迎
・空港から宿までの送迎

 当料金のうち入山料が600ドル以上とかなりの割合を占めていて、これはタンザニア政府の懐に入るのだとか・・・。残りで全てをやりくりしなければならないツアー会社も大変ですね。

自前の装備は以下の通り
・寝袋(マイナス6度まで対応のもの)
・レインジャケット・パンツ(ゴアテックス)
・マウンテンジャケット(ゴアテックス)
・山用フリース
・ジャージ上下
・ウインドブレーカー
・ジーンズ
・トレランシューズ(Salomon Speed Cross 4)
・ユニクロのフリースシャツ
・Mizunoブレスサーモの長袖シャツ
・ヒートテック(上2枚、下1枚)
・靴下(冬山用×1、厚手×2)
・替え下着・Tシャツ
・帽子(Moshiの街で500円くらいで購入)
・ニットキャップ
・ネックウォーマー(兼フェイスマスク)
・手袋×2(ニット、登山用)
・ヘッドライト
・サングラス
・日焼け止め
・胃薬
・ティッシュ
・タオル
・カメラ(2台)
・スマホ
・歯ブラシ
・シェーバー
・ホッカイロ(ケニア隊Iさんにいただきました)
・行動食(ビスケット)

これらに加えて、以下はレンタルしたもの(計60ドル)
・寝袋 20ドル
・登山靴 20ドル
・スパッツ 10ドル
・水筒 5ドル×2

 前年にケニア山に登っている同行2名の話によると夜は相当冷え込むとのことなので、寒がりな私は寝袋は自前+レンタルの2枚にしました。また、防寒着も多めに装備。Iさんからいただいたホッカイロは重宝しました。結構荷物多くなっちゃいましたが、今回はポーターさんがついてくれるので、それに甘える形。

 トレッキングパンツは当初購入予定でいたのですが、アフリカではウエストサイズが私にフィットするものが皆無なので(日本でも少ないですが)、履きなれたジーンズで登ることにしました。出発前日夜にガイドによる装備チェックがあり「ジーンズは雨に弱いからダメ」と指摘されましたが「雨の時はレインパンツを上に履くから大丈夫」と押し切りました。万一の場合はジャージパンツもありますし・・・。
 
 登山靴は雨天時の予備としてレンタルしましたが、これまでの登山は全てトレランシューズだったので今回も同様。キリマンジャロだからといって慣れない装備で挑むのはかえってマイナスな気がしたので、寒さ対策以外は普段と同様にするよう心掛けました。高山病対策薬のダイアモックスも同行2名は用意していましたが、私は副作用の方が怖いので携帯せず。副作用が出にくい薬だそうですが、以前ウルトラマラソン時に初めて服用したガスター10で失敗した記憶があるので・・・。

 トレッキングポールは「使用しない派」なので携行せず。今回はたまたま3名とも「使用しない派」でしたが、これは好みの問題かと思います。

 ガイドは「水は最低2リットル持つこと」と忠告しましたが、私は水分摂取があまり必要でないタイプなので、これを無視して水筒は500ml入りと1リットル入りを1つずつの計1.5リットル。これでも多すぎるくらい(実際500mlだけで充分足りました)。水たくさん持つと荷物が重くなって、その分水分補給が必要になるような・・・。なお、レンタルの水筒は保温機能のないものでした。山頂付近は寒くて暖かい飲み物が欲しくなりますし、私たちは大丈夫でしたが水が凍ってしまうこともあるそうなので、サーモスの水筒を用意しておけば良かったと後から思いました。

 フライトの都合でモシ(Moshi)には登山開始2日前の朝に到着したので、2日間街をぶらぶらしていました。

キリマンジャロ国際空港

キリマンジャロ国際空港
左側に見える山がキリマンジャロなのかと思いましたが、違う山(メルー山)でした。

モシ駅

モシ駅。廃線となったのか、長いこと使われていない様子

店頭で洋裁をしている人

モシの街には店頭で洋裁をしている人が結構いました。

Union Cafe

街で見つけたカフェ(Union Cafe)でランチ。
結構人気のカフェだったらしく、アイスコーヒーが美味しかったです。

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