キリマンジャロ登山(2) 初日~3日め

・初日(12月20日)

 ツアー会社の車で登山用具レンタルショップへ寄った後、登山口のマラングゲートへ。モシからは1時間くらい。ここにはキリマンジャロ国立公園の本部があります。ランチの後、入山登録を済ませて登山開始。このゲートの時点で既に標高1800m以上あるので結構涼しいです。まあ、登り始めればすぐに暑くなるのですが。

 今回の私たちの登山ガイドはデオ(Deo)。年齢は聞きませんでしたが見た目は30代。経験豊富なガイドのようですが少しお腹が出ているのが気になる・・・それで登れるの?(まあ、お腹出てても凄い体力ある人ボツワナにも沢山いるので見慣れていますが)。
 アシスタントガイドはタディ(Thadei)。47歳で明らかにデオよりも年上なのですが、英語が片言しか話せない。その辺が未だにアシスタントたる所以なのでしょうか?
 その他の同行スタッフはコック1名とポーター8名の計11人体制。数年前にポーターの運ぶ荷物の重量規制が厳しくなり(1人20kgまで)、今までよりも多くの要員が必要になったそうです。今回ツアーでは、ゲートで全荷物の重量の計測を測り終えた後でポーターの人数が確定しました。フリーのポーターがゲートで待機しているのでしょうか?・・・仕組みは良く分かりません。
 
 初日は楽な行程で、最初の小屋マンダラハット(2720m)まで、4時間くらいかけてのんびりハイキング。キリマンジャロは赤道近くに位置しているので森林限界も高く、この日のルートはずっと森の中でした。実際の植生は日本とはかなり異なるのでしょうが、ぱっと見はあまり変わらない感じで日本の森にいるような感覚でした。

 マンダラハット到着後は近辺を散策。有史以来噴火の記録はないそうですが、キリマンジャロが火山であることの証拠の1つ、マウンディ・クレーターを見てきました。
 
 
・2日め(12月21日)

 この日はマンダラハット(2720m)から次のホロンボハット(3720m)まで。このマラングルートは頂上まで1日約1000mずつ登る設定になっています。峠越えのような登り途中の下りはほとんどないので、獲得標高もほぼ同じ。標高が高くなるにつれて空気が薄くなる点を除けば楽なルートです。だから「コカコーラ・ルート」なんていう呼び名があるのでしょうね。

 3000mを過ぎると森もなくなり、灌木帯へと景色が変わりました。途中ランチ休憩などをはさみ、ゆっくり5時間くらいかけてホロンボハットへ到着。富士山頂よりやや低いくらいの標高ですから、登山慣れしている私たち3名にとって高山病を心配する段階ではなく皆元気。「1日2リットルの水を飲むこと」というガイドの命令を忠実に実行したTさんが少しお腹を壊してしまったようですが。

 ここまでは何の問題もなし、のはずだったのですが・・・。夕食時のミーティングにガイドのデオが来ない。代わりに来たのはアシスタントガイドのタディでした。デオは家族の問題で下山してしまったとの話(家族が急病?詳細不明)。突然のことで驚きましたが、タディが代わりにガイドを務めるとのことで、英語あんまり話せないようだけど、まあ仕方ないし何とかなるでしょう・・・この時点では、これがトラブルの原因となるなんて思いもしませんでした。
 
 
・3日め(12月22日)

 この日は高地順応日で前日同様ホロンボハット泊、移動はありません。午前中に400mくらい登った所にある「ゼブラロック」までハイキングに出かけました。デオの下山、タディのガイドへの昇格に伴い、前日まではポーターをしていたエマニュエルがこの日からアシスタントガイドを務めることになりました。寡黙で普段は最後方を歩いているだけですが、何となく頼りになる感じ(実際、彼にはその後随分助けてもらいました)。

 キリマンジャロ登山のコツは、とにかくゆっくり歩くことなんだそうです。知らず知らずに少し速くなってしまうとガイドに「俺の後ろを歩け」と制止されてしまいます。ハイキングのこの日も同様で「Pole Pole !(スワヒリ語で、ゆっくりゆっくりの意味)」という掛け声とともに、常にスローペースでした。

 午後は自由時間。Iさんは仕事兼趣味の石の観察(珍しい石がいろいろあるようなのですが私には分からず)、Tさんは読書、私はバードウォッチング・・・と思い思いにのんびり過ごしました。

マラングゲートにて、スタート前に記念撮影

マラングゲートにて、スタート前に記念撮影

ファイアボールリリー

ファイアボールリリー

マンダラハット(2720m)

マンダラハット(2720m)

コロブス

コロブス(猿の一種)
マンダラハット近くに何匹か生息しているようで、朝晩に鳴き声が聞こえました

マウンディ・クレーター付近からのキリマンジャロの眺め

マウンディ・クレーター付近からのキリマンジャロの眺め

シロエリオオハシガラス

シロエリオオハシガラス
残飯狙いなのか、各小屋の近辺で良く見かけました

灌木帯

2日目は、ほぼ灌木帯。「山へ来た~」って感じの風景

ロベリア

ロベリア

ホロンボハット(3720m)

ホロンボハット(3720m)
利用者が最も多く、規模も一番大きい

マウェンジ峰(5149m)

キリマンジャロには3つの峰があり、この写真はその1つマウェンジ峰(5149m)
今回登るのは最も高いキボ峰(5895m)

ゼブラロック

ゼブラロック
確かにシマウマみたいな模様です

セネシオ

セネシオ

プロテア

プロテア

デイジーの一種

デイジーの一種

ミヤマイワビタキ

ミヤマイワビタキ
着ぶくれしているような体つきで暖かそう

タテフカナリア

タテフカナリア
こちらも同様、暖かそう

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