(Category:ボツワナ)

 赴任前は「アフリカに行ったら日本では見たこともないような食べ物がいろいろあるかも?」なんて思っていましたが、いざ来てみるとそうでもなく・・・。穀物に関してはメイズ(とうもろこし)やソルガム(きび)など日本では馴染みの薄いものがありますが、スーパーに売っている野菜や果物は日本でも手に入るものばかりです。それもほとんどが南アフリカ等からの輸入物。砂漠の国なので仕方ありませんが・・・。

 そんなボツワナの数少ない特産品がマルーラ。ウルシ科のフルーツでアマルーラというお酒の原料になります。とても発酵しやすく、木から落ちた実を食べたゾウやキリンが酔っぱらってフラフラになっている姿も良く見られるそうです。このマルーラはスーパーには売っていませんが、あちこちにマルーラの木があるのでシーズン(1、2月頃)には簡単に手に入ります。
 
 とはいえ、「許可なく実を採っても良いのか?」「木になっている実を採るのか、それとも落ちてる実を拾うのか?」など勝手が分からず、これまで入手出来ずにいました。そんな中、いつも近所に働きに来ている家政婦さんが「今日は仕事がなくて家に帰る交通費がないの」と言うので、「マルーラの実を採ってきてくれたら、それを買うよ」と提案したところ、喜んで採りにいってくれました。どうやら道端に生えている木の実は採っても良いようです。また、木になっている実は、まだ食べ頃ではなく、落ちたものを拾うのが一般的なようです。

 手に入ったマルーラでジャム作り。見た目的には梅に似ているので、梅ジャムと同じような感じで作れば良いかな?と思っていましたが、実際は梅とは随分異なり、想像以上に手間がかかりました。おそらく皮も食べられるのでしょうが、固くてジャムには適していない感じ。でも中は水っぽくて最初に皮をむいてしまうと中身が抜けてしまってジャムになりそうもないので、皮ごと柔らかくなるまで茹でた後に裏ごしする手法をとりました。裏ごし作業に約2時間、元の量が多かったのでジャムになりそうな分量は確保出来ました。それから砂糖を加えて1時間加熱、よやく完成しました。

 味の方は・・・野生種らしい独特の青っぽさがあります。不味くはないのですが、やはり苺やりんごなどのジャムには劣ります。人間の好みに合わせて品種改良を続けているフルーツに叶わないのは仕方がないですね。スーパーに流通しない理由も分かった気がします。ともかく、「ボツワナに来たからにはこれは試したい」と思っていたことの1つが実現出来ました。

マルーラの実

マルーラの実

マルーラジャム

マルーラジャム

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 「Global Expo Botswana」が今年も開催されました。配属先(ボツワナ投資貿易センター)の年間予定の中でも最も重要なイベントです。このイベントを中心に1年が回っているといってもいいくらい。
 昨年との違いは、出展者と来場者のマッチングサービスの実施。そのためのWeb開発者(私のこと)がスタッフに加わったことが理由なのですが、そのWeb管理はもちろんのこと、会場での運営も誰もしないので結局私が担当することに・・・まあ、ボツワナではいつものことです、もう慣れました(笑)。
 この国でビジネスをする方々と交流する良い機会なので、むしろ担当出来て嬉しいくらいでしたし、未だ英語は心持たない状態ですが、普段活動を共にしている相棒的同僚も一緒に担当してくれたので心強かったです。
 
 昨年は1つのブースを担当する出展者としての参加でしたが、今年は全体の運営に携わったので、昨年は見えなかった部分もいろいろと見えました。
 ボツワナ、というよりもアフリカ全体に言えることかもしれませんが、良くも悪くも大雑把!
 まず運営者が出展者情報をまともに把握出来ていません。私もWeb運営上、出展者リストは最新のものを常に担当から入手していたのですが、当日会場に行ってみると出展していない会社がたくさんで空きブース多数。どうも「出展に関心がある」程度の会社もリストに加えてしまっていて、その後フォローもしていなかった模様。逆にリストには全く載っていなかったのに何故か出展している会社があったり、急遽出展を決めた会社が前日空きブースだった所に入ったり、いつの間にか場所を移動していたり・・・。
 パンフレットには出展者の配置を示すフロアマップが記載されているのですが、このマップもいい加減で間違いだらけ。こんな状態ですから来場者にブースを案内する立場の私としては常に「現在の状態」を把握しておくのは大変でした。
 もちろん来場者もルーズ。商談を予約しておきながら来ないとか3時間遅刻とか当たり前です。まあ、大らかな人達なので、すっぽかされても全然怒らないですし、それよりすっぽかされたことすら気づいていなかったりするので、運営者としてもあまりカリカリすることはないのですが・・・。

 当イベントは国際見本市なので、世界中から・・・とはいかないまでも10ヵ国を超える国々からの出展がありました。運営側に回ると、お国柄を感じることが出来ます。アフリカの国々はボツワナ同様に気さくで大らかな方々がほとんど。例えばエチオピアなど、政情は不安定なようですが皆さん優しくて感じのいい方々ばかりでした。一方、インドは「商売をしにきているんだ」という雰囲気で要求もいろいろ厳しい・・・出展する立場からすれば当然といえば当然なのですが、なかには単なる来場者(入場無料です)なのに「わざわざインドから来ているんだから、どこか取引先紹介しろ!」的な無茶なことを要求する人も(職種はIT業)。私は却下しましたが、ボツワナの人は優しいので、こんな人にも「せっかく来ていただいたのに嫌な思いをしてもらいたくない」とのことで、いろいろ奔走してました。 
 「そのインド人が本当に魅力あるサービスを提供出来るのなら自身で仕事をとれるはず。我々が彼を特別扱いすれば、その分ボツワナでIT会社を立ち上げて頑張っている若者たちの仕事を奪ってしまうことになるんだよ」と意見しましたが、聞いてもらえたのかどうか・・・。

 ボツワナではITに限らずスキルを必要とする仕事の大部分を外国企業に頼ってしまっているので、なかなか技術者が育ちません。管理者にはなりたがるけど技術者になるのは望まない(習得が大変だから)といった国民性もありますが、ええかっこしいな所を含め外国の人に優しいホスピタリティ精神が、自国産業育成という点ではマイナスに働いてしまっている部分もあるように思います。

 まあ、そんなこともありましたが、全体としてはゆるーい感じで和やかに4日間のイベントも無事終了。「頑張って欲しいなあ」と思える出展者にもたくさん出会えましたし、マッチメーキングの後に商談が上手くいった場合等は皆さんとても喜んでくれて、わざわざ翌日に来場してお礼を言いに来てくれる方もいたりして、本当に担当して良かったと思います。

Global Expo Botswana 2017

会場はそれなりに賑わっていました。まあ、そんな瞬間を狙っての写真ですが(笑)

Global Expo Botswana 2017

ボツワナにあっては画期的なのか、かなり人目を惹いていた印刷会社の展示

Global Expo Botswana 2017

「Brand Botswana」コーナー。個人事業レベルの小さな組織及びその商品を紹介・応援しています。

Global Expo Botswana 2017

スパイスを紹介するエチオピアのおばちゃん達。とても気さくで感じの良い方々でした

Global Expo Botswana 2017

こんな風に陽気でお茶目な人ばかり・・・ボツワナ大好きです。

Global Expo Botswana 2017

会場ではファッションショーやミニコンサート等も・・・このモデルさん、めっちゃ綺麗でした。

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 ボツワナには「マカディカディ・パン」という舌を噛みそうな名前の巨大な塩湖があります。かつてはアフリカでも有数の大きな湖だったそうですが、砂漠化の進行とともに姿を消し、現在では雨季のみ一部に水が溜まります。
 先週末、この塩湖を2夜連続で歩くチャリティーイベント「Makgadikgadi Pans Midnight Walk」に参加してきました。配属先が当イベントを協賛しているため、同僚と合わせて8人でのチーム参加です。

マカディカディ・パンの位置

マカディカディ・パンの位置


 今は、1年のうちでも最も水の少ない乾季の終盤なので、この塩湖も広い範囲を歩くことが出来ます。
 コースは塩湖入り口のモス村とレクブアイランドという塩湖の中の島を往復するもの。夜通し歩いて明け方レクブアイランドに到着、昼はテントで休憩して次の夜にモス村に戻るという工程です。
コース概略

コース概略

 距離は案内によれば片道46km少々、フルマラソンより少し長いですが走るわけではないしコースはフラットだし楽かなあ、と当初は思っていたのですが、かなりハードでした。
 まず、塩湖が結構歩きづらい・・・今年は雨季に例年以上に雨が降った影響か、この時期でもぬかるんでいる箇所が所々あり足をとられることも多く大変でした。その泥濘を避けるためなのかコースも迂回したようで、実際の距離は片道50kmを超えているとのこと。しかも、昼にゆっくり休む眠るはずのテントは、まだ9月だというのに暑くてまともに眠れず、寝不足と疲れが残った状態で復路ということで、往路だけで辞めてしまい車で戻った人も半分近くいたと思います。さらに復路は向かい風が強く、疲れや足の痛み等でリタイヤしてクワッドバイクに輸送してもらった人も結構いました。
 私は何とか完歩しましたが、最後の方はフラフラでした。ただ、復路の後半に迎えた朝日が最高で、これだけでも参加する価値があったと思います。その他の時間は、暗闇が大半でしたが、昼に歩いても景色は多分ずっと同じで、しかも暑いでしょうからナイトウォークで良かったです。

往路スタート前の様子

往路スタート前の様子


スタート直後

スタート直後。まだ、みんな元気です


決まった道はないので、クワッドバイクのタイヤ跡を頼りに進みます

決まった道はないので、クワッドバイクのタイヤ跡を頼りに進みます。


夕日で塩湖に長い影

夕日で塩湖に長い影


前の人の反射材が目印

前の人の反射材が目印


30km地点

30km地点。みんな疲れた様子でしたが、食事が出ると聞くと途端に元気に


レクブアイランドにてくつろぐ同僚たち

レクブアイランドにてくつろぐ同僚たち。私以外のほとんどが復路は歩かず・・・


この島には4WDで渡れます

この島には4WDで渡れます。サポート班が先回りしてテントなどを準備しててくれました


レクブアイランドで一番大きなバオバブの木

レクブアイランドで一番大きなバオバブの木。ボツワナで一番有名なバオバブかも?


夕日を背に、ありがちなポーズ

夕日を背に、ありがちなポーズ


復路も後半

復路も後半。だんだん明るくなってきました


美しい朝焼け

美しい朝焼け。塩湖だか海だか分かりませんが・・・


朝日

朝日。夕日も綺麗でしたが、今回のコースでは角度的に前景がほぼ全て塩湖のみとなる朝日の方が良かったです


朝日をバックに並ぶ復路メンバー

朝日をバックに並ぶ復路メンバー

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Game City 看板

Game City 看板


 Game City ・・・何かゲームセンターの名称のようですが、ハボロネの南端に位置するボツワナ最大級のショッピングモールのことです。

 出店店舗は南アフリカ資本のチェーン店ばかり・・・国内のショッピングモールは何処行っても規模の違いこそあれ入っている店舗は同じです。
 「ボツワナ資本はないの?頑張ってよ!」という気分になるのですが、人口が少ないのでチェーン店を展開するような大規模経営はボツワナでは難しいのかもしれません。
 

・CHOPPIES
 ボツワナで最も店舗数の多いスーパー。どこの街に行っても大概あります。数少ないボツワナ生まれのお店と聞いて最初応援してたのですが、経営はインド人だということを後で知って少しがっかり。
 いや、インド人でも全然OKなんですけど、ボツワナ人も頑張ってるな!って思ってたもので・・・。

CHOPPIES


 

・SHOPRITE
 南アフリカ最大のスーパーチェーン店。個人的に一番良く利用するスーパーです。他チェーンのスーパーと比較して野菜の鮮度がまともな気がします。

SHOPRITE


 

・CAPE UNION MART
 アウトドアグッズショップ。まともなメーカーの登山用品を扱っているのは嬉しいのですが値段が高い。
 きちんと調べたわけではないですが、日本の3割~5割増しといった印象。

CAPE UNION MART


 

・WOOLWORTH
 衣料の他、一部食料品も売ってます。オーストラリア資本の高級志向店。私は紅茶を此処で買っていますが・・・トワイニングのイングリッシュブレックファースト、それもティーバッグ。
 多分ボツワナでは美味い紅茶は手に入りません。

CAPE UNION MART


 

・Mr. Price
 衣料品店ですが、台所用品や風呂用品などの日用品を専門的に扱う店舗もあります。 価格を売りにしているような店名ですが、さほど安くはありません。

PEP STORE


 

・PEP STORE
 衣料品を中心に家庭用雑貨も扱っています。低価格。CHOPPIESの次くらいに全国各所で見かけます。

PEP STORE


 

・CLICKS
 ドラッグストア。重宝してます。

CLICKS


 

・GAME STORES
 ホームセンター。電化製品から食料品まで、この店だけで大概の生活用品は揃います。
 Game CityにあるからGAME STORESという名称なのかと思っていましたが、ここも南アフリカのチェーン店のようなので、たまたま「Game」が共通しただけのようです。

GAME STORES


 

・番外編
 通路の真ん中にあるサングラスショップ。大きなショッピングモールには、このような半露店的なショップがいくつかあります。
 上記Game Storesの写真を撮ってたら「私も撮ってよ!」と頼まれたので、おまけで掲載。

Street Stall

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 プラ(Pula)とはボツワナの現地語(ツワナ語)で雨のことです。
 ケッペンの気候区分によればボツワナの国土の大半はステップ気候に属しており(一部は砂漠気候)、雨が少なく作物が育ちにくい環境にあります。

ケッペンの気候区分(ボツワナ)

ケッペンの気候区分(ボツワナ)


 それだけに、たまに降る雨(プラ)はとても貴重で天からの贈り物。通貨がプラであることや、国旗のデザインに水色が採用されていることからも、ボツワナの人々にとって雨がいかに大切であるかが分ります。
100プラ紙幣

通貨もプラ。上写真は100プラ紙幣(約1,000円)


ボツワナ国旗

ボツワナ国旗。水色は雨(水)を表します。

 10月から4月くらいまでが雨季に当たりますが、首都ハボロネの年間降水量は400㎜程度と東京の4分の1ほどで、雨季といってもそんなに降るわけではありません(だからステップ気候なわけですが)。
 しかし、今シーズンは雨が多いです。ラニーニャの影響だそうですが、特にこの2ヶ月くらいは雨が降らない日の方が多いです。昨年は干ばつで農業が大打撃を受けたようなので、こちらの人々は「今年は雨が多くていいね!」と言っていますが、もともと雨が少ない国なので排水の設備が整っておらず、各所で水害が発生しています。
 私は自転車通勤なのでレインコート必携ですが、雨のおかげでさほど暑くならないのは助かります。昨年の夏は記録的な暑さで気温46度の日も何日かあったそうなので・・・。

ここ最近は雨ばかり

ここ最近は雨ばかり

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 ボツワナは「黄熱に感染する危険のある国」には含まれていないので、日本-ボツワナ間の往復にはイエローカード(黄熱予防接種証明書)は不要です。ただ、アフリカには予防接種推奨国がいくつもあるので、今後それらの国へ渡航することを考えると、イエローカードを取得しておいた方が無難です。ボツワナでも黄熱の予防接種を受けられるとの話を聞いて、休暇期間中に受けてきました。

 黄熱予防接種を実施している病院は多くないので(日本も同様ですが)、教えてもらった情報を頼りにまずはハボロネ中心部にあるPrincess Marina Hospitalへ。でも、大きな病院でどこへ行ったらいいのか良く分かりません・・・いくつか尋ね回った末に案内されたのは何故か会計窓口。ここでは黄熱の予防接種は受けられないようで、料金(28.2プラ=約300円)だけを支払い。この病院はワクチンの管理をしている受付センターのような所なのかシステムが良く分かりません。どこなら受けられるのかを聞いたら「Village Clinicが近いよ」とのことなので、そのVillage Clinicへ。
 コンビ(ミニバス)を利用すれば早いのですが、路線が良く分からないのでPrincess Marina Hospitalから歩きました(徒歩30分程)。Village Clinicには10時くらいに到着しましたが、黄熱予防接種は14時からとのこと。その間、他の場所へ行ったりして時間を潰しました。
 そして14時にVillage Clinicを再訪すると、既に結構な人数の来訪者。この時間帯は「黄熱予防接種アワー」のようで全員が私と同じ目的での来院でした。1時間くらい待ちましたが外国人の私でも問題なくワクチン接種・イエローカード取得出来ました。

 受付1箇所で受けられないので時間がかかって面倒ですが、日本なら1万円以上する黄熱の予防接種を300円程度で受けられるというのは破格の安さです。

追記(2017.7)
 他の隊員さんの情報によると、この予防接種をVillage Clinicで受けられるのは月曜日と金曜日だけだそうです。しかもワクチンの在庫がなくて受けられないこともあるようで・・・。たまたま受けに行った日が月曜日で、ワクチン在庫があった私はラッキーだったようです。

Princess Marina Hospital

Princess Marina Hospital
病院が混むのは日本だけではないようで、患者さんで溢れかえるような様子でした。

黄熱予防接種の領収書

料金は28.2プラ(約300円)。破格の安さです

Village Clinic

Village Clinic
病院というより保健所といった雰囲気

Village Clinic

取得したイエローカード。昨年から1回接種すれば生涯有効となりましたが、何故か有効期限10年(変更前の期間)になっています。多分、変更されたことを担当者が知らないのだと思います。のんびりした国ですから・・・

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 ボツワナを含む南部アフリカ地域の伝統的食材の1つとして「モパネワーム(Mopane Worm)」があります。モパネという木に多くいることから名づけられたそうで、蛾の幼虫です。通称はパニ(Pani)、多分モパネの「パネ」が訛ったものではないかと思われます。

 採ってきた幼虫の内臓をとって乾燥させると数ヶ月は保存が効くので、古くから貴重なタンパク源として、ごく当たり前のフードとして(決してゲテモノではなく)食されています。とはいっても、現代では普通に肉類が流通していますので、一部地域を除けば日常的な食材ではなく、「季節もの」の位置づけです。
 今(1月)がちょうどその季節で、スーパーには売っていませんが(今の所、まだ見かけていません)、露店等で手に入るようです。

 日本でも長野県の一部地域ではザザムシ(オケラの幼虫)を食べる習慣が残っているようですが、イモムシを食べるというのは少なからず抵抗があります。さらに私の場合は、イモムシの見た目が苦手でニョッキですらアウトなくらいなので、かなりハードルの高い食べ物です。でも、「ボツワナに赴任した以上、一度は試さなければ!」と半ば義務のように感じていました。

 そして先日、同僚が入手してきてくれたのでチャレンジ! 目を瞑って食べました・・・味は煮干しに似ています。ただ、妙な後味が残るのが気になって仕方がありません。煮干しだって後味が残りますが気にならないのですから、これは気持ちの問題なんだろうと思います。

 こちらの人は、これをそのままスナック的感覚で食べる他、水に戻してトマトソースで煮るなどの料理をして食することもあるそうなのですが、そちらの方は遠慮しておきます。私には無理です。一応、ミッションクリアということで・・・。

パニ

パニ

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 青年海外協力隊というと、電気も水道もないような未開の地で任務に当たる姿を思い浮かべる方も多いかと思いますが、実際には比較的整った環境で暮らす隊員も多いです。特にシニア海外ボランティア(青年海外協力隊のシニア版で40歳以上が対象)はその傾向が強く、ほとんどが首都または主要都市での勤務となります。私の赴任地もその例に漏れずボツワナの首都ハボロネなので「首都隊員」と呼ばれていますが、ボツワナ派遣隊員の約半数は首都隊員です。
 
 アフリカでも首都ともなれば大概は栄えていて、ハボロネも生活上大きな不便はありません(ケニアのナイロビ等と比べてしまうとかなり小さな都市なのでしょうが)。電化製品も大概の物は揃っています。
 ダイヤモンド以外の産業が発達していないボツワナでは、生活物資は隣国の南アフリカからの輸入に大きく依存していて、電化製品も多くが南アフリカ製です。
 DEFY、KIC、SINOTEC・・・どれも日本では聞いたことありませんでしたが南アフリカの家電メーカーです(SINOTECは中国起源のようですが)。これらの製品の印象を一言で表すなら「ちゃっちい!」。作りが甘くてすぐに故障してしまいそうな感じ・・・。
 Russell Hobbs、LOGIKなどのヨーロッパのブランドも南アフリカ製となると品質は今一つ。中国ブランドも結構なシェアを獲得しているようで、ハイアールやハイセンス製品などを良くみかけます。価格は「南アフリカブランドよりも気持ち高いかなあ?」といった感じです。
 この他、サムスンやLGといった韓国製もありますが、これら特にサムスンは、高価格で最高級といった位置づけ。残念ながら日本の家電メーカーの製品は少ないです。

 日本では中国ブランドというと「価格は安いけれど信頼度は・・・」というイメージを持っている人が多いと思いますが、南アフリカ製品があまりにも安っぽいので、中国製はむしろ精巧で信頼が置ける気になります。
 もちろん品質や使い勝手は日本製品には適いませんが、こちらの人はそこまでの品質は求めていないと思います。かつての日本の家電のポジションは中国製やそれより格上の韓国製に完全に奪われてしまった感じ。日本にいる時から雑誌記事などで何度も目にしてきたことですが、こちらにきてから強く実感しています。私自身、「南アフリカ製はダメだから、中国製にしよう!」と思うようになってきています。

 なお、コンセントの形状は南アフリカ等で使用されているB3L型がほとんどです(注:B3型とは異なります)。日本で使用されているA型をB3L型に変換するアダプタは入手が難しいので、日本で用意しておく方がベターです。
 こちらの電化製品のプラグはB3Lが多く、その場合変換アダプタは不要ですが、たまにC型のものがあります(プリンタ等)。C型→B3L型の変換アダプタはスーパー等各所で売っているのですが、ユルユルですぐに外れてしまいます・・・中華ショップで探せばキッチリしたものが手に入るという話なので、アダプタもやっぱり中国製に限る?

冷蔵庫(左が南アフリカ製、右が中国製)

左が南アフリカブランドのDUFY製冷蔵庫。冷蔵機能がほとんど効かず(冷凍はガンガン効く)、野菜などがすぐに腐ってしまいます。買ったばかりで勿体ないながらも「このまま使い続けたら食中毒になる」と思い、ハイセンス製(右)に買い替えました。こちらは快適

Russell Hobbsのポップアップトースター

こだわって選んだつもりのRussell Hobbs製ポップアップトースターですが・・・
焼きムラが出来て性能イマイチ。南アフリカ製だから?

コンセントはB3L型が主流

コンセントの形状はB3L型が主流です(電圧:220V、周波数:50Hz)

BF型コンセント

クッキングヒーター用など、BF型コンセントも一部あります

A型他→B3L型変換アダプタ

日本から持ってきたA型他→B3L型変換アダプタ。重宝してます

C型→B3L型変換アダプタ

C型→B3L型変換アダプタ。ユルユルですぐに外れてしまう困りもの(^^;)

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 11月23日から26日まで、『Global Expo Botswana』が開催されました。
 私の配属先(ボツワナ投資貿易センター)が主催する国内最大の見本市で今年で11回目、国内外200以上の企業・団体が出展しました。
 ただ、国内最大とはいっても産業が育っていないボツワナですから、日本のビッグサイトや幕張メッセで開催されるようなイベントには到底及びません。
 画期的な技術や商品を展示するブースは皆無に等しく、アピールしている物はどこにでもありそうなものばかり。見本市というよりも地方の商工会議所のフェアといった雰囲気で、来場者数もさほど多くはありませんでした。
 
 多分ボツワナに限らず、発展途上国はどこもこんな感じなのだろうと思います。1社あたりは数千円・数万円といった小規模であっても、多くの企業が海外に商品を売ることで、徐々にではあっても経済が発展していければ良いなあ・・・と感じています。

 私は配属先のブースで貿易諸手続きに関する情報提供をするWebサイトの紹介をしましたが、これから商品の輸出・輸入を考えている人々(多くは個人事業主)と会話をし、彼らのニーズを把握する良い機会となりました。

Global Expo Botswana

会場の様子。混雑と呼ぶには程遠い。

Global Expo Botswana

『Brand Botswana』に認定された商品を紹介するコーナー
国を代表するかのようなブランド名ですが、商品はジュース、ジャム、ガラス製品などいたって普通・・・

Global Expo Botswana

マラウィからも出展。ありがたいことです

Global Expo Botswana

カメラを向けたら、笑顔でポーズをとってくれました

Global Expo Botswana

会場の片隅ではファッションショーが開かれていました。盛り上がりは今ひとつ

Global Expo Botswana

私たちのブース。貿易手続きに関する情報提供をするWebサイトを紹介しました

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 ボツワナの典型的なお昼ご飯をご紹介。屋台で売られているランチボックスで、ディージョ(Dijo)と呼ばれています。

ランチの屋台

ランチの屋台

 主食から1品、肉料理を1品、野菜料理を3品くらい選んでプラスチックのケースに入れる形式で正方形のもの(下の写真)だと15プラ(約150円)くらい。これよりも大きい長方形ケースのものでも20プラ(約200円)程度です。ハンバーガーなどを買うと70プラ(約700円)くらいになってしまうので、リーズナブルな庶民の味方です。
主食は、パリッジ(トウモロコシの粉をお湯で溶いて練ったもの)、米(粒の長いインディカ米です)、パスタ、マドンビ(蒸しパン)、ディコベ(パリッジと豆を混ぜたような料理)などから選べます。肉はビーフシチュー系のものが多いですが、フライドチキンなどもあります。
 
 野菜料理は次の5種類でほぼ固定されています(どこの屋台でも一緒)。
  ・モロホ:ほうれん草などの青菜を煮込んだ料理。塩味でご飯に合う感じ
  ・チャカラカ:豆やにんじんのチリソース煮
  ・バターナッツ(カボチャの1種)を茹でたもの
  ・ビートルートの酢漬け
  ・コールスロー
 この中から3種類程度選ぶ形なので、日によって変えても大したバリエーションはありませんが、私の場合は肉食天国のボツワナにあって、いつも「肉無しの野菜全乗っけ」にしているので毎日同じになってしまいます(笑)。まあ、主食は変えられますし、主食をマトンビにする時には、パンにはあまり合わないチャカラカは選ばずにカボチャを多めにしたり・・・と気分を変えつつ、飽きないようにしています。
 たまにポテトサラダが出ると嬉しいです。

肉無し野菜全乗っけ

私にとっての定番「肉無し野菜全乗っけ」。変わり者扱いされてます

 トウモロコシ(メイズ)はおそらくアフリカで最も消費されている穀物で、ボツワナでも主食はパリッジ・・・と聞いていたのですが、屋台に並んでいる人々の志向を観察していると、どうも米の方が人気があるような気がします。まあ、自宅ではパリッジが基本なので、屋台では米を選んでいるのかもしれませんが。逆に、私はパリッジを選択することが多いです。「味がない」などという人もいるようですが、ほんのり甘くて美味しいですし、濃い味付けのチャカラカやモロホと良く合います。

パリッジ

左の白いのがパリッジ。アフリカでは定番のトウモロコシ粉(メイズ)をお湯で溶いて練ったもの。
シマ(ザンビア)、サザ(ジンバブエ)、ポショ(ウガンダ)、ウガリ(ケニア)など国によって呼び名が変わります。

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