(Category:美術館)

来月からしばらくの間、日本を離れることになり、絵画鑑賞の機会はあまりなさそうなので「今のうちにたくさん見ておかないと」との思いで東京都美術館で開催中の特別展「ポンピドゥー・センター傑作展」へ。

ポンピドゥー・センター傑作展 ちらし

ポンピドゥー・センター傑作展 ちらし


本展は1906年から1977年までに制作された作品を1年につき1品(終戦の年である1945年のみ作品なし)、それも全て別々の作家というユニークな企画。
ただ、その縛りが本展のスケールを小さくしてしまっているように思います。デュフィやシャガール、マティスなどの作品をもっと見たかったです。特にマティス。出品作の「大きな赤い室内」が素晴らしかっただけに、この1点だけというのが何とも惜しいです。
意外だったのはル・コルビュジエ作の絵画が出品されていたこと。建築だけではなかったのですねえ。隣の西洋美術館が世界遺産に内定とのことですので、その記念で急遽出品決定・・・なんてことはないですかね?
旗で飾られた通り

旗で飾られた通り
≪ラウル・デュフィ≫


エッフェル塔

エッフェル塔
≪ロベール・ドローネー≫


大きな赤い室内

大きな赤い室内
≪アンリ・マティス≫


30

30
≪ヴァシリー・カンディンスキー≫


ポンピドゥーというのはフランス大統領(ドゴールの後継)の名前だということを今回初めて知りました。知らないことが多過ぎる・・・。9月22日(木・祝)まで

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予防接種を受けに新宿へ行ったついでに、損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の展覧会「フランスの風景 樹をめぐる物語 -コローからモネ、ピサロ、マティスまで-」を観覧してきました。

フランスの風景 樹をめぐる物語 ちらし

フランスの風景 樹をめぐる物語 ちらし


タイトルのとおり、本展のテーマは樹木・・・と地味な印象。特に目玉となる作品もなく注目度は低いですが、バルビゾン派に始まり印象派、ナビ派、フォービズムなどジャンルは幅広く、出展作品も100点以上と見ごたえありました。
夏の風景

夏の風景
≪テオドール・ルソー≫


フォッセの祭り、ポントワーズ

フォッセの祭り、ポントワーズ
≪リュドヴィク・ピエット≫


道、雪の効果

道、雪の効果
≪ロベール・アントワーヌ・パンション≫


ここの美術館は良質な特別展が多いですね。6月26日(日)まで。

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研修で1ヶ月強、東京を留守にしている間に訪問したい展覧会が続々と始まっています。
中でも若冲展には行きたいと思っていたのですが、平日でも2時間待ちとのことなので、土日はもっと混みそう・・・。
ということで、ルノワール展を観覧に国立新美術館へ。

ルノワールは特に好きな画家というわけではないのですが、あの「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」が初来日とあっては外すわけにはいきません。
昔、美術の教科書で見たことに始まり印刷物では何度も目にしてしている本作ですが、やはり本物を見ておかないと・・・。
サイズの大きな絵であることは知っていましたが、予想に違わず大迫力の素晴らしい作品でした。

ルノワール展 ちらし

ルノワール展 ちらし


今回の出展作品の大部分はオルセー美術館所蔵なので(その他にオランジュリー美術館所蔵作品が数点)、以前のオルセー美術館展等で見た作品も結構ありましたが、それらも含め「目玉のムーラン・ド・ラ・ギャレットだけじゃないぞ!」と思わせるようなものばかり。ルノワール、結構好きになったかも。
ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会

ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会


草原の坂道

草原の坂道


ぶらんこ

ぶらんこ


ピアノを弾く少女たち

ピアノを弾く少女たち


こちらも混んでるかと思いきや、そうでもありませんでした。若冲展に集中してしまっている影響でしょうか?
8月22日(月)まで。結構ロングランですね。

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町田市立国際版画美術館には何度も訪問していますが、電車で駅から歩くのは初めて(いつもは自宅からジョギング)。
道順を確認しておくのを忘れてしまったため、迷ってしまい30分くらいかかってしまいました。
企画展「清親 ―光線画の向こうに」を観覧しました。

清親―光線画の向こうに ちらし

清親―光線画の向こうに ちらし


小林清親は昨年練馬区立美術館でも見ていますが、「光線画」と評されるだけに夜の風景を描いた作品がやはり一番だと思います。途中からは光線画よりもポンチ絵や戦争画を描くようになってしまったのが何とも残念というか勿体ないというか。当時は浮世絵の流れを汲む風景画は時代遅れとされてしまったんでしょうかねえ・・・。
新橋ステンション

新橋ステンション


東京新大橋雨中図

東京新大橋雨中図


千ほんくい両国橋

千ほんくい両国橋


清親作品以外にも川瀬巴水や歌川広重等の作品もあり、展示作品数は約300点とたっぷりです。これまで私が訪問した時にはいつもガラガラだった当美術館ですが、この日は結構賑わっていました。
4月17日(日)まで

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この時期恒例の府中市美術館の「春の江戸絵画まつり」。今年の切り口は「ファンタスティック」。

「江戸絵画の19世紀」ちらし


江戸絵画のテーマにカタカナ語、しかもファンタスティックって日常的にはそんなに使わない言葉だと思うのですが・・・。日本語にしてしまうと「素晴らしき江戸絵画」といった感じで、これじゃあテーマとしては弱すぎるので強引にカタカナにしたのでしょうかねえ。そろそろネタ切れでしょうか?

まあテーマは何であれ、個々の作品はファンタスティックなので楽しめました。
前期展示は4月10日(日)まで。後期は4月12日(火)から5月8日(日)まで。前後期で全作品の展示替えをするようです。

八尾狐図
≪狩野探幽≫


四条河原夕涼図屏風
≪山口素絢≫


蛙の大名行列図
≪川鍋暁斎≫

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 ジョギング中、突如猛ダッシュしてきた大きな犬にタックルを食らい、脇腹を激しく地面に打ちつけて肋骨を5本骨折という重傷を負ってしまいました(犬の散歩中はリードをつけましょう!)。
 2週間経過し大分良くなってきたので、「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」を観覧に国立新美術館へ。当事故で腰も痛めたので、さすがに「ジョギングで」というわけにはいきませんが・・・。

はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション ちらし

はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション ちらし


 大原美術館は高校の修学旅行で観覧しましたが、当時は絵画には全く興味がなくピカソの絵を見たことくらいしか記憶に残っていません。ギュスターヴ・モローの作品を所蔵している日本では数少ない美術館の1つなので、いつかは再訪せねばと思っていたのですが、なかなか機会がなく・・・そんな中、当展が開催されることとなりモロー作品「雅歌」も出品されるとあれば、これは逃すわけにはいきません。
 目当ての「雅歌」は結構小さなサイズでしたが、モロー作品だとすぐに分かる繊細で神秘的な作品。私としてはこれだけで満足・・・なのですが、さすがに日本有数のコレクションを誇る美術館ですので他にも良い作品がたくさん。でも、以前に他の特別展で見たことのある作品が結構多かったです。つまり、大原美術館は所蔵作品を気前よく貸し出す余裕があるってことなんでしょうね。やはりいつかは再訪しなければ。
 4月4日(月)まで。

雅歌

雅歌
≪ギュスターヴ・モロー≫


りんご採り

りんご採り
≪カミーユ・ピサロ≫


風景

風景
≪ポール・セザンヌ≫

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1月9日(土)
ユニークな企画展が度々開催される町田市立博物館。ただ、積極的にPRしないので知らないままで見逃してしまいがち・・・。
今回、町田に出向く予定が出来たため調べてみた所、ちょうどこの日から「懐中時計展」が始まるということで、観覧してきました。

懐中時計展 ちらし

懐中時計展 ちらし

特に時計に興味があるわけではない私でも、100点超の精巧で綺麗な時計の展示を楽しめました。
「アメリカでは鉄道衝突事故がきっかけとなり、鉄道時計として懐中時計が発展した」など、解説も興味深いものでした。

出展されている時計は、個人コレクターの方が亡くなられた後、ご家族より当博物館に寄贈されたものだそうです。どれも保存状態が良くピカピカに磨かれていて、元の持ち主の懐中時計への深い愛情が感じられました。

本展は写真撮影可。3月6日(日)まで。

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

懐中時計展

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 12月26日(土)
 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムへ・・・今週から始まったばかりの「英国の夢 ラファエル前派展」を早速観覧してきました。

英国の夢 ラファエル前派展 ちらし

英国の夢 ラファエル前派展 ちらし


 ラファエル前派展は昨年の春(森アーツセンターギャラリー)に引き続いて2年連続ですが、前回がテート美術館からの出品だったのに対し、今回はリバプール国立美術館(リバプール市内・近郊の3美術館等の総称だそうです)所蔵の作品なので、重複出品はなく新鮮味が薄れるなんてことはありません。まあ、ロセッティの作品に関しては全部同じように見えてしまうのですが・・・。

 一番のお目当てはエヴァレット・ミレイの作品・・・全部で8点も出品されていました。さすがはミレイ、どれも素晴らしかったですが、中でも『ブラック・ブランズウィッカーズの兵士』は天才っぷりを一番発揮している作品だと思います。しばらく見とれてしまいました。
 本展はミレイ以外にも良作がずらり(ミレイ展ではないので当然なのかもしれませんが)。しかもサイズの大きな作品が多いので見応え充分。かなりお奨めです。
 2016年3月6日(日)まで。

ブラック・ブランズウィッカーズの兵士

ブラック・ブランズウィッカーズの兵士
≪ジョン・エヴァレット・ミレイ≫

女性のドレスの光沢・質感が素晴らしい!
また、この兵士の敵に該当するナポレオンの肖像(ダヴィッド作)が描かれているのもいいですね。

お気に入りの詩人

お気に入りの詩人
≪ローレンス・アルマ=タデマ≫

書見台での学習

書見台での学習
≪フレデリック・レイトン≫

テラスにて

テラスにて
≪エドワード・ジョン・ポインター≫

強く惹かれた作品の1つ。透明感がたまりません!

聖セシリア

聖セシリア
≪ジョン・メリッシュ・ストラヴィック≫

別の1点『おお燕よ、燕』を含め、ストラヴィックの作品にはギュスターヴ・モローと似た世界観を感じました。
(個人的な感想ですが・・・)

小さな召使い(乙女エレン)

小さな召使い(乙女エレン)
≪エレノア・フォーテスク=ブリックデール≫
ラストに展示されていた作品。最後まで見応えたっぷりの展覧会でした。

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 貴金属や宝石の類には全く興味がないので、「黄金伝説展」というタイトルを聞いた時点では行く気ゼロだったのですが、ギュスターヴ・モローの作品が出品されていると知り、その観覧のみを目的に上野の国立西洋美術館へ。

ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展 ちらし

黄金伝説展 ちらし

 出品されているモロー作品は『イアソン』『アルゴー船の乗組員』『ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿』の3点。
 この中でも目玉の『イアソン』は昨年のオルセー美術館展でも見ているのですが、次はいつ見られるか分からないのでじっくりと・・・。やはり何度見ても感動モノです。鳥肌が立ちます。
 『アルゴー船の乗組員』と『ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿』は初見。『イアソン』ほどの迫力はありませんが素晴らしいことには変わりなく、見られただけで幸せです。

 モロー以外の絵画も何点か・・・洋画で黄金といえば、やはりクリムト。そのクリムト作品『人生は戦いなり(黄金の騎士)』は2年半前に宇都宮美術館で見ているので、感動は半分でした。タイトルが『ダナエ』という作品もあったのですが、これがクリムトの『ダナエ』だったら最高なんですけどねえ・・・それはやっぱり無理ですかね。本来のメインである金の装飾品の数々は、ざーっと観覧しただけなので特に感想はありません。

 なお、この特別展のチケットで常設展も観覧することが出来ます。ここの美術館の常設展は、他の美術館の特別展並みもしくはそれ以上に充実した内容なのでお得です。金製品に全く興味がない私にも、観覧料1,600円の価値は十分にありました。
 1月11日(月・祝)まで。

イアソン

イアソン
≪ギュスターヴ・モロー≫


アルゴー船の乗組員

アルゴー船の乗組員
≪ギュスターヴ・モロー≫


ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿

ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿
≪ギュスターヴ・モロー≫

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11月28日(土)
ここ最近は美術館に行く時間が全くとれず、禁断症状が出始めていたので、それを解消すべくパナソニック汐留ミュージアムへ。現在開催中の「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展」を観覧してきました。

ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展 ちらし

ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展 ちらし

個人的にはゴーギャンはそんなに好きではないのですが、ポール・セリュジエやモーリス・ドニなどゴーギャンの影響を受けたナビ派の画家は好きなので、それらの作品をまとめて見られる本展は見逃せません。

有名な作品は出品されていませんし、点数もさほど多くはありません(計74点)が、良作揃いですし解説も丁寧なので見応え充分でした。

ポン=タヴァンというのはブルターニュ地方にある町だそうで、ブルターニュと聞くと「ワインの美味しいところかな?」なんて思ってしまうのですが、それはブルゴーニュでした(間違えやすい?)。
この辺りは有名な観光地は少なそうですが(モン・サン=ミシェルは近いですが)、作品を見ているととても魅力的な場所に思えてきて訪れてたい気になります。これは、本展に限った話ではありませんが・・・。
12月20日(日)まで。

ブルターニュの眺め

ブルターニュの眺め
≪ポール・ゴーギャン≫


呪文或いは聖なる森

呪文或いは聖なる森
≪ポール・セリュジエ≫


ブレストの港

ブレストの港
≪モーリス・ドニ≫


礼拝行進

礼拝行進
≪アンリ=ガブリエル・イベルス≫

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