2011年8月28日(日)
立山登山マラニック翌日。朝の天気はピーカンで剱岳の稜線もくっきり。
元気が残っていたら、その剱岳に登ろうかと計画していました。足の痛みなどはなかったので行こうと思えば行けないこともない状態でしたが、やはり前日の疲れが完全には抜けきっておらず、山で無理は禁物なので、ここは自重しました。剱岳・・・登りたい。

雷鳥荘

宿泊した雷鳥荘

剱岳

剱岳

天気が悪ければ富山へ戻ろうかと思っていましたが、いい天気なのでアルペンルート経由で帰ることにしました。室堂からトロリーバス→ロープウェー→ケーブルカー→トロリーバスで長野側の扇沢まで。距離は計12km程度、時間にして正味40分弱。これで料金5700円というのは高い気もしますが、こんな凄い所にトンネル等を建設するのは大事業でしたでしょうし、維持管理も大変そうなので妥当な金額なのかもしれません。

針ノ木岳

大観峰より望む針ノ木岳


アルペンルート最大の見所はやはり黒部ダム。日本最大級だけありデカいです。観光放水も迫力があります。発電所内部を見学出来ればなお良いのですが、残念ながら見学会に応募(抽選)しないと見られません。

黒部ダム

黒部ダム

黒部湖

黒部湖

この後は信濃大町駅周辺を観光してみようかと無計画ながら考えていたのですが、着いてから調べてみると何もない!そこで、予定を変更して松本へ向かうことに・・・。

松本といえば、まずは当然ながら松本城(国宝)でしょう

松本城

松本城


今回は公園から眺めただけで、中には入りませんでした。次は・・・駅にあった観光パンフレットによると松本市美術館というのがある。私の場合、街の観光では美術館が最優先スポットなので、ここを訪れることにしました(別記事に記載)。

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2011年8月27日(土)
以前から参加したいと思っていた「立山登山マラニック」に挑戦してきました。
立山登山マラニックとは、海抜0mの富山湾の海岸(浜黒崎キャンプ場)をスタートし、3003mの立山(雄山)山頂を目指すというロマン溢れる大会です。全工程は65kmで制限時間は11時間。

浜黒崎キャンプ場

スタート地点の浜黒崎キャンプ場


・スタート~雄山神社(第2エイド)
まず、波打ち際で海水に手を触れてから、夜明け前の午前4時に浜黒崎をスタート。
ここから雄山神社までの20km程は常願寺川の堤防沿いを走る単調なコースでちょっと飽きてしまいます。これだったら雄山神社をスタートにすれば・・とも思うのですが、それだと「海抜0mから」という主旨に反してしまいますし、海から神社までの川沿いのコース設定についても明け方に街中を走るというのは道路使用許可上無理でしょうから仕方がないです。
雄山神社のエイドで朝食代わりにパンをいただいてリフレッシュ。
雄山神社

雄山神社


・雄山神社(第2エイド)~立山駅(第4エイド)
雄山神社を過ぎると、多少坂のあるコースに変わりますが、立山駅で標高は500mほど・・・全体の6分の1程度、まだまだ序の口です。しかし、ペースは抑えていてもスタミナは確実に減っていきます。
立山駅のエイドでは富山名産の呉羽梨をいただきました。これまで名前も知らなかった呉羽梨ですが、最高に美味いです(帰宅後、速攻でネット購入しました)。
立山大橋

立山大橋


・立山駅(第4エイド)~称名滝(第5エイド)
だらだらとした上り坂が続きます。この辺りからは歩く人も多くなってきましたが、なるべく頑張って走りました。しかし、だんだん傾斜もきつくなってきて歩きが入り始め・・・。この区間は6~7km程ですがかなり長く感じました。所々にある私設エイドには随分助けていただきましたが、もうスタミナ切れ寸前。私の場合、疲れは内臓からきます。時間的にはまだ余裕があるものの、腹痛が始まりピンチに・・・最大の弱点で、過去にも長い距離のレースでは何度も苦しめられてきました。足は鍛えられても内臓は鍛えられません。
称名滝エイドで小学生ボランティアに渡してもらった濡れタオルが気持ち良かったです。
称名川

称名川


・称名滝(第5エイド)~弘法(第6エイド)
ここからが最大の難所「八郎坂」、崖のような斜面を一気に登ります。いよいよクライマーの本領発揮!といきたいところですが、ここまでで既にフルマラソン以上の距離を走っていて疲労困憊・・元気が出ません。しかも腹痛を抱えていてペースは上がらず、いつもならゴボウ抜きの急斜面なのに他のランナーの方に何度か道を譲るような状態。でも「どうやって、この腹痛と折り合いをつけるか・・・」ということばかりを考えていたのが幸いしたのか、この坂をキツイとは感じませんでした。
なお、地元のランナーの方に後で聞いた話によると、晴れの日にはこの坂から称名滝(落差日本一)やが一望出来るとのことですが、この日はガスっていて残念ながら見ることが出来ませんでした。

八郎坂

八郎坂入口の石碑

八郎坂の高度差

この高度差を一気に踏破!でも見た目程きつくはないです

・弘法(第6エイド)~追分(第7エイド)
高原の遊歩道のような木道を進みます。道幅が狭くて自分が遅いと渋滞の原因となって迷惑なので、そうならないよう前を行くランナーについていくのに精一杯で、本当はのんびりとハイキングを満喫するような道なんでしょうが景色を楽しむ余裕なんてありませんでした。周りのランナーは皆、走ることなく早歩きでした。疲れているのは私だけではないようです。

・追分(第7エイド)~室堂(第8エイド)
この間の距離が約8kmと聞いた時には気が遠くなりかけました。観光バスが行き来する道なので勾配はさほど厳しくはありませんが、日光いろは坂のようなつづら折りの上りが延々と続きます。全て歩けば2時間以上かかることでしょう。ただ、奇跡的に腹痛が治まり、疲れ切ってはいるものの「走ろうと思えば走れないこともない」状態まで回復しました。走ったり歩いたりの繰り返し・・・他のランナーの方々も同じような感じです。なるべく「走ったり」の時間の方が長くなるよう頑張りました。
ようやくたどりついた室堂エイドでは、お粥をいただきました。ここまでエイドでは食べ通しです。胃腸が不調に陥っても、食欲があるうちは過去の経験からいって大丈夫!

・室堂(第8エイド)~立山・雄山山頂(ゴール)
室堂出発が12時20分。制限時間は15時なので、まだ2時間半以上あります。室堂→山頂は一般登山者でも2時間程度なので、疲れてはいてもアクシデントさえなければ余裕です。
しかし、ここでちょっとした失敗を・・・以下、ボランティアさんとの会話より
ボランティアさん:「随分重そうな装備だね」
私:「東京から来ているんで、着替えとかいろいろあるんですよ」
ボランティアさん:「そんなもの室堂に置いておけばいいじゃない」
私:「え? 山頂まで運ばなくていいんですか?」

室堂までバスで運んでもらった全荷物は、宿泊先の雷鳥荘まで自分で運ばなければならないのですが、それを何故だか「全荷物を持って山頂まで運ばなければならない」ルールだと思い込んでいて、この時初めて勘違いに気がつく始末。どうりで前を行くランナーの装備が軽い訳だ(地元の人で荷物が不要なのかと思ってました)。とんだ間抜けっぷり発揮です(笑)。
最終エイドの一ノ越でボランティアの方に「ここで荷物預かってあげるよ」と言っていただきましたが、時間には余裕がありますし上位争っているわけでもないので、持ったまま登ることにしました。実際、荷物のハンデによる時間差はせいぜい5分程度だったと思います。

室堂から山頂までの高度差(550m強)は高尾山と同程度。一ノ越からの最後の上りは急斜面ですが、お年寄りや小さい子供でも登れるくらいで、一般観光客で賑わっています。そのため、渋滞個所もありましたが、「頑張れ」といった声援をたくさんいだたき元気が出ます。また、そういった声援をいただく手前、へばって休むわけにもいかない・・といった感情もプラスに働きます。山頂はそんなに遠くはありませんでした。

そして、13時30分ゴール。スタートからちょうど9時間半かかりました。特に目標タイムを設けていたわけでもなく、完走出来ただけで大満足です。山頂エイドで美味しい手作りのパンと紅茶をいただき、しばし幸せな気分に浸りました。
山頂からの景色は、多少ガスが出ていて絶好とは言えなかったですが、まずまずでした。

雄山神社

立山山頂の雄山神社

今回は、暑過ぎず寒過ぎずという走るには最高のコンディションで、体調も少し腹痛を起こしたくらいで概ね好調だったため、1時間半の余裕を持って完走出来ましたが、この程度の時間差はわずかなコンディションの違いでも、あっという間に吹き飛んでしまいます。そう考えると制限時間11時間というのはかなり厳しいのではないかと思います。
想像していたよりもずっとキツイコースでしたが、ボランティアの皆さんや私設エイドのサポートが本当に素晴らしくて、おかげ様で挫けることなくゴール出来ました。大感謝です。最高の大会です。
来年も是非参加したいです。

立山

立山

立山とミクリガ池

立山とミクリガ池

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2011年8月26日(金)
富山駅から南へ3km程度、バスで10分くらいの富山県立近代美術館へ行ってきました。
前週までで企画展が終了し、次の企画展は9月から。また主要作品の多くを新潟市美術館へ貸出し中というタイミングの悪い時期の訪問となってしまいました。それでもピカソ、クレー、ミロ、エルンストなど20世紀を代表する巨匠の作品が揃っています。ルオーの版画も充実していて見どころは十分。
わざわざ遠くから訪問するほどではないかもしれませんが、近くに住んでいたらお気に入りスポットになること間違いなし! 観覧料は200円と格安です。
帰りは駅まで30分くらいかけて歩きました。気候が良ければ散歩に丁度良い距離です。

富山県立近代美術館

富山県立近代美術館

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2011年8月26日(金)
立山登山マラニックに参加するため、富山へ遠征しました。

まずは上越新幹線で越後湯沢駅まで。ここで昼食の駅弁を購入。駅弁というと全国的に海産物をメインに据えたものが多く、越後湯沢駅でもその例に漏れることなく「いくらたらこめし」「かに寿司」等のラインナップとなっていましたが、スキーの街である内陸地で海の幸というのは何となく違和感があるので、普通っぽい弁当を選択しました。

ほくほく弁当

ほくほく弁当(¥850)

ほくほく弁当の中身

ほくほく弁当の中身

ほくほく弁当(¥850)。魚沼産コシヒカリ使用とのことですが、それを炊き込みご飯にしてしまうのは勿体ない気も(贅沢というべきか?)・・・。でも、美味しかったです。写真右上のぜんまいとこんにゃくの煮物が一番

越後湯沢→富山は特急はくたか号に乗車。

特急はくたか号

特急はくたか号


越後湯沢-直江津間に「ほくほく線」というのが1997年に開通し、北陸までのアクセスが便利になったようです。全く知りませんでした。
特急はくたか号、速いです。在来線では日本最速だそうです。しかし、北陸新幹線が開通したら「ほくほく線」はどうなってしまうのか・・・。

糸魚川駅

糸魚川駅

日本海

日本海

昔懐かし中学の地理で出てきた「糸魚川」という響きはどことなくエキゾチックで日本海側に来たことを実感させてくれます。しかし、考えてみれば日本海を見るのは21年ぶり・・・行かな過ぎです。しかも直江津以西の北陸は初上陸です。

富山駅の北側には路面電車のモデルケースとして取り上げられることの多い「ライトレール」が走っています。これとは別に南側にも「市内電車」と呼ばれる路面電車があり、こちらは富山地鉄が運営。

ライトレール

ライトレール

セントラム

セントラム

富山は駅の南側の方が栄えていて市内電車もひっきりなしに走り回っています(ライトレールの方は15分に1本くらい)。市内電車の車両は新旧いろいろですが、「セントラム」という愛称の黒い車両(上の写真右側)がカッコいいです。市街地にはこれといった観光の目玉はないようなので、私は迷わず「富山県立近代美術館」を選択しました(別記事に記載)。
富山市街は金曜の夜でも人が少なく、あまり賑わっていない印象でしたが、「寂れた地方都市」という雰囲気は全くありません。むしろ近代的で整然としたイメージでした。

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