2014年4月26日(土)
 ちょうど1年ぶりに埼玉県立近代美術館へ。昨秋より改修工事のため休館していましたが、この4月にリニューアルオープンしました。

埼玉県立近代美術館

埼玉県立近代美術館


 外見は全く変わっていない模様・・・館内もほとんど変わりがないように見えましたが、広報誌によればトイレと常設展示室の改修を行ったとのことです。

 まずは、特別展「ピカソの陶芸」を観覧。先週は版画、今回は陶芸とピカソの連チャンです。

「ピカソの陶芸」ちらし

「ピカソの陶芸」ちらし

 陶芸にはあまり興味がなかったのですが、ピカソの作品は何とも味のある独特な作品ばかりで楽しめました。ピカソはキプロスの青銅器など古代の陶器の影響を受けたのこと。岡本太郎も縄文土器に強い影響を受けたようですし、先史美術は芸術家にインスピレーションを与える「何か」を持っているのでしょうね。
 なお、当特別展に出品されている陶芸作品は全てヨックモック所蔵だそうです。
 葉巻の形をした「シガール」で有名な洋菓子店・・・外国の会社かと思ってましたが、調べてみたら日本生まれのお菓子屋さんでした。
 
 ピカソの後は、一般展示室の「埼玉女流工芸展」へ。3年連続の観覧となりますが、今年も質の高い出展作品が多数。
 その中でも、一番素晴らしいと感じたのは押し花の「Journey」という作品(新井小百合さん作)。しばらくの間、見とれてしまいました。

Journey(押し花)<新井小百合さん作>

Journey(押し花)
<新井小百合さん作>


 後藤あんなさん作(昨年も素晴らしい作品を出展されていました)のガラス細工も美しい逸品。
花に抱かれて(ガラス)<後藤あんなさん作>

花に抱かれて(ガラス)
<後藤あんなさん作>


 
 
 ここの美術館を訪問した後は、いつも東口の喫茶店「エーデル2」でのオムライスが定番化しているのですが、今回初めてオムライス以外のもの(ハンバーグ)を注文してみました。
ハンバーグ

ハンバーグ


 厨房からは焼く音が聞こえてこなかったので煮込みハンバーグになるのでしょうか? 不味くはなかったですが、微妙・・・。やっぱりオムライスにしておけば良かった ^^;
 ガンバレ、昔ながらの喫茶店!

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 2013年4月23日(水)
 上野の国立博物館で開催中の特別展「栄西と建仁寺」。休日だと大混雑でしょうし、行列に並ぶのは好きでないので予定に入れていなかったのですが、思いがけず平日に都内で時間が空いたので急遽観覧することに。

 目的はもちろん俵屋宗達の「風神雷神図屏風」。何といっても国宝、それも誰もが知っているような超有名作品ですから。印刷物等では何度も見ていますが、やはり本物を生で見られるのは嬉しい限り。
 相対する風神と雷神の、お互いに力を鼓舞するのを楽しんでいるかのような表情がたまりません。解説には「雷神は赤で描かれるのが通例だったが、白で描くことで両者の対比を明確にした」といったようなことが記載されていましたが、確かに金地には赤よりも白で描いた方が存在感が際立つように思います。

風神雷神図屏風
<俵屋宗達>


 この「国宝中の国宝」が見られただけでも十分満足なのですが、この展覧会はそれだけにはとどまりません。風神雷神の陰で脇役に追いやられてしまった作品の中にも、通常の展覧会ならば目玉となってもおかしくない大作・逸品がズラリ!
 中でも、海北友松の「雲龍図」は大迫力。雲龍図といえば、一昨年にやはり同じ国立博物館で観覧した曽我蕭白のものが思い出されますが、蕭白のものは胴体部分が欠損していることもあり、今回の友松作品の方により魅力を感じました。

雲龍図(右4幅)
<海北友松>


雲龍図(左4幅)
<海北友松>


 得意の鶏を描いた伊藤若冲の「雪梅雄鶏図」もお見事!

雪梅雄鶏図
<伊藤若冲>


 本特別展のタイトルにもなっている栄西(「ようさい」と読むようです)の関連の作品もいろいろ。どの作品にも詳しく解説があり、「書は何が書かれているのか良く分からず、僧の坐像はあまり興味なし、茶碗等の器に関する知識は全くない・・・」といった私にも優しい展示で勉強になりました。現物よりも解説を見る方が主になってしまいましたが・・・。

 また、本展(平成館)とは別に、本館には尾形光琳の「風神雷神図屏風」も展示されていました。こちらは国宝ではなく重要文化財ですが、よく考えたら模写なのに重要文化財って凄いことです。やはり素晴らしい作品で、私なんかには宗達作との優劣なんてつけられません。
 その他、上村松園の「焔」や菱田春草の「梨に双鳩」などの大作が何でもないかのように展示されていました。さすがは国立博物館です。

 本特別展「栄西と建仁寺」は5月18日(日)まで開催されますが、途中展示替えがあり海北友松の「雲龍図」の左幅・右幅を揃って観覧出来るのは5月6日(火)まで。
 なお、昨日から公開の「キトラ古墳壁画」は70分待ちとのことで断念。こちらは、いつの日か明日香村へ見に行ければ・・・。

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 2014年4月19日(土)
 ピカソの版画を集めた展覧会「パブロ・ ピカソ ―版画の線とフォルム―」の観覧に町田市立国際版画美術館へ。この日は開館記念日とのことで、入場無料でした。

町田市立国際版画美術館

 展示作品はモノクロのものが多いですが、さすが多才なピカソだけあって代名詞ともいえるキュビズム作品を始め、いろいろな作風の版画を楽しめました。
 技法もエッチング、ドライポイント、リノカット、リトグラフ・・・とさまざま。

 中でもピカソが好んだモチーフの1つ「鳩」を描いた作品は、愛情がたっぷり注がれている感じで実に味わい深いものでした。

 当展覧会は6月15日(日)まで。作品の一部は展示替えがあるようです(前期は5月11日まで)。

 なお、版画ではありませんが、特別出品されていた陶芸作品(皿)にも惹かれました。現在、埼玉県立近代美術館で「ピカソの陶芸」展が開催されているので、そちらにも行きたくなりました。

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 2014年4月13日(日)
 小さいながらも趣向を凝らした企画展を開催して頑張っている印象の三鷹市美術ギャラリーへ、「華麗なるインド」以来約1年ぶりに訪問。
 昨日から始まった「マリー・ローランサン展 ~女の一生~」を観覧してきました。
 
 ローランサンの絵はポスターなどで目にする機会は多いのですが、本物の作品をまとめて観覧するのは今回が初めて。油彩でありながら水彩画かと思うような淡く優しいタッチ。パステルカラーが特徴ですが、中でも黄色の使い方が印象的でした。
 もう少し作品解説が充実していると嬉しかったのですが、パリの印象そのままの簡潔ながら洗練された作品の数々を楽しめました。

 なお、マリー・ローランサン美術館というのが長野県の蓼科にあったことも、2年半前に閉館してしまったことも、今回初めて知りました。こういった、画家本人と特に縁があるわけでもない観光地の美術館の運営は、今後まずます苦しくなるでしょうねえ・・・。

 当展覧会は6月22日(日)まで。観覧料は600円ですが、当美術館サイトより割引券を印刷して持参すると480円になります。

「マリー・ローランサン展 ~女の一生~」ちらし

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荒川沿いにある、さくら草公園(さいたま市桜区)へ。
サクラソウはどこにでも咲いてそうなイメージだったのですが、実は希少種でここ(田島ヶ原サクラソウ自生地)は日本唯一のまとまった群生地だとのこと。特別天然記念物に指定されています。

ちなみに「さいたま市桜区」の名称は、このサクラソウに由来するのだとか・・・。

サクラソウ(1)

サクラソウ(1)

サクラソウ(2)

サクラソウ(2) 花びらの形が特徴的

サクラソウ(2)

サクラソウ(3) お菓子のような手裏剣のような・・・

ノウルシ

ノウルシ

サクラソウ・ノウルシ

一面ノウルシの中、所々にサクラソウ

サクラソウとノウルシ

サクラソウとノウルシ

特別天然記念物の石碑

特別天然記念物の石碑

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