12月26日(土)
 渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムへ・・・今週から始まったばかりの「英国の夢 ラファエル前派展」を早速観覧してきました。

英国の夢 ラファエル前派展 ちらし

英国の夢 ラファエル前派展 ちらし


 ラファエル前派展は昨年の春(森アーツセンターギャラリー)に引き続いて2年連続ですが、前回がテート美術館からの出品だったのに対し、今回はリバプール国立美術館(リバプール市内・近郊の3美術館等の総称だそうです)所蔵の作品なので、重複出品はなく新鮮味が薄れるなんてことはありません。まあ、ロセッティの作品に関しては全部同じように見えてしまうのですが・・・。

 一番のお目当てはエヴァレット・ミレイの作品・・・全部で8点も出品されていました。さすがはミレイ、どれも素晴らしかったですが、中でも『ブラック・ブランズウィッカーズの兵士』は天才っぷりを一番発揮している作品だと思います。しばらく見とれてしまいました。
 本展はミレイ以外にも良作がずらり(ミレイ展ではないので当然なのかもしれませんが)。しかもサイズの大きな作品が多いので見応え充分。かなりお奨めです。
 2016年3月6日(日)まで。

ブラック・ブランズウィッカーズの兵士

ブラック・ブランズウィッカーズの兵士
≪ジョン・エヴァレット・ミレイ≫

女性のドレスの光沢・質感が素晴らしい!
また、この兵士の敵に該当するナポレオンの肖像(ダヴィッド作)が描かれているのもいいですね。

お気に入りの詩人

お気に入りの詩人
≪ローレンス・アルマ=タデマ≫

書見台での学習

書見台での学習
≪フレデリック・レイトン≫

テラスにて

テラスにて
≪エドワード・ジョン・ポインター≫

強く惹かれた作品の1つ。透明感がたまりません!

聖セシリア

聖セシリア
≪ジョン・メリッシュ・ストラヴィック≫

別の1点『おお燕よ、燕』を含め、ストラヴィックの作品にはギュスターヴ・モローと似た世界観を感じました。
(個人的な感想ですが・・・)

小さな召使い(乙女エレン)

小さな召使い(乙女エレン)
≪エレノア・フォーテスク=ブリックデール≫
ラストに展示されていた作品。最後まで見応えたっぷりの展覧会でした。

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 貴金属や宝石の類には全く興味がないので、「黄金伝説展」というタイトルを聞いた時点では行く気ゼロだったのですが、ギュスターヴ・モローの作品が出品されていると知り、その観覧のみを目的に上野の国立西洋美術館へ。

ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち展 ちらし

黄金伝説展 ちらし

 出品されているモロー作品は『イアソン』『アルゴー船の乗組員』『ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿』の3点。
 この中でも目玉の『イアソン』は昨年のオルセー美術館展でも見ているのですが、次はいつ見られるか分からないのでじっくりと・・・。やはり何度見ても感動モノです。鳥肌が立ちます。
 『アルゴー船の乗組員』と『ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿』は初見。『イアソン』ほどの迫力はありませんが素晴らしいことには変わりなく、見られただけで幸せです。

 モロー以外の絵画も何点か・・・洋画で黄金といえば、やはりクリムト。そのクリムト作品『人生は戦いなり(黄金の騎士)』は2年半前に宇都宮美術館で見ているので、感動は半分でした。タイトルが『ダナエ』という作品もあったのですが、これがクリムトの『ダナエ』だったら最高なんですけどねえ・・・それはやっぱり無理ですかね。本来のメインである金の装飾品の数々は、ざーっと観覧しただけなので特に感想はありません。

 なお、この特別展のチケットで常設展も観覧することが出来ます。ここの美術館の常設展は、他の美術館の特別展並みもしくはそれ以上に充実した内容なのでお得です。金製品に全く興味がない私にも、観覧料1,600円の価値は十分にありました。
 1月11日(月・祝)まで。

イアソン

イアソン
≪ギュスターヴ・モロー≫


アルゴー船の乗組員

アルゴー船の乗組員
≪ギュスターヴ・モロー≫


ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿

ヘラクレスと青銅の蹄をもつ鹿
≪ギュスターヴ・モロー≫

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